賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

カソリ、EURO2012準々決勝までを語る。

「ユーロ2012」ですが、8強激突が終了し、 ちょっと淋しい気分に見舞われますね。 ポルトガル、ドイツ、スペイン、イタリアと、 順当といえばあまりにも順当ですが、 それにしてもイングランドはPK戦では勝てませんね。 先にイタリアが外したのだから…

「旧満州走破行2004」(53)

10月7日(水)晴 満州里→ヤケシ(その5) 第16日目 ハイラルからヤケシへの国道301号は大半がダート。中国・軽騎スズキ製の110ccバイク、QS110はダートにも強い。 それはすでに黒龍江省の「黒河→塔河」間で、465キロのダートをものとも…

「旧満州走破行2004」(52)

10月7日(水)晴 満州里→ヤケシ(その4) 第16日目 チェンバラクチーの町で羊肉麺の昼食を食べ、ハイラルへ。 ハイラルでは町の入口でチーム・スズキのみなさんが待ち構えていた。 スズキ軍団のバイクに先導されてハイラルの中心街にあるスズキの販売…

「旧満州走破行2004」(51)

10月7日(水)晴 満州里→ヤケシ(その3) 第16日目 中露国境の満州里から国道301号でハイラルに向かったが、その手前の町、チェンバラクチーで昼食。少数民族、オウンコ族の食堂に入った。 麺を注文。すると注文を受けてから麺をつくりはじめる。 …

「旧満州走破行2004」(50)

中国で5番目に大きい湖、呼倫湖の湖畔を歩いたあと、国道301号に戻り、ハイラルに向かった。 国道沿いには鉄道が通っているが、国境の満州里からハイラルに向かって列車が通り過ぎていく。思わずスズキQS110を止め、内蒙古の大平原を行く列車に見入…

「旧満州走破行2004」(49)

10月7日(水)晴 満州里→ヤケシ(その1) 第16日目 満州里のホテル「北方大飯店」で朝食を食べ、8時出発。中露国境のここ満州里からは来た道の国道301号を走り、ハイラルに戻る。 その途中、ジャライノールで中露国境を流れるアルグン川を渡るが、…

「旧満州走破行2004」(48)

10月6日(水)晴 満州里 第15日目 早朝の満州里の町を歩き、「北方大酒店」で朝食。この日は1日、満州里に滞在する。 9時、ホテルを出発。スズキQS110を走らせ、中露国境の「北国第一門」まで行く。その周辺には新しい商業施設が建設中で、きっ…

日本対オーストラリア戦

(カソリ) 1対1の引き分でしたが、アウェーでのこの勝点1はじつに大きいと思いますよ。 負けなくてほんとうによかった! 日本は前半戦前半のオーストラリアの猛攻をよくしのぎましたね。それが負けなかった一番の理由。前半を0対0で終えたときは、 「…

カソリ、ユーロ2012第一節を終えて語る。

いやー、3日連続でもう超寝不足ですよ。 「ユーロ2012」、すごい、すごすぎます。 ドイツ対ポルトガル スペイン対イタリア フランス対イングランド と見ましたが、 まさに連日の真夜中の夢舞台といったところでしょうか、 ヨーロッパ中が熱狂するのも当…

ゲンを担いで。

(管理人より) 危ない危ない、試合直前ですが今日こそ大一番。 テンプレートもサッカーモードに変えましたので、これで勝ってくれるでしょう!! ニッポン!どどど。ニッポン!

「旧満州走破行2004」(47)

10月5日(火)晴 ハイラル→満州里(その5) 第15日目 満州里の中露国境地帯では、「国際貿易センタービル」内にある「美国加州牛肉麺大王」で昼食にする。 「美国加州牛肉麺大王」はチェーン店。「美国」はアメリカ、「加州」はカリフォルニア州を意味…

日本対ヨルダン戦

(カソリ) 日本が6対0で勝ちました。1対0、よくても2対0で日本の勝ちと予想していたので、まさかの大勝にメチャクチャうれしくなってしまいました。 今日の試合は前半戦がすべてでしたね。前半の早い時間帯に本田のコーナーを前田が決めたのがよかっ…

「旧満州走破行2004」(46)

10月5日(火)晴 ハイラル→満州里(その4) 第15日目 中露国境ではチケットを買い、鉄道をまたぐ国境タワーに登る。その上からロシア側からやってきた原木を満載にした貨物列車を見下ろす。 ハルビンからチチハル、ハイラルと経由し、満州里に至るこの…

「旧満州走破行2004」(45)

10月5日(火)晴 ハイラル→満州里(その3) 第15日目 国道301号で地平線を目指して突っ走り、ハイラルから228キロ、中露国境の町、満州里に到着。満州里の町は中露の国境貿易でにぎわい、活気にあふれていた。 そんな満州里の町から6キロ走り、…

「旧満州走破行2004」(44)

10月5日(火)晴 ハイラル→満州里(その2) 第15日目 旧満州横断ルートの国道301号で砂丘地帯を越えると、大興安嶺山脈を源とするハイラル川を渡る。川幅は広く、大河の風格。ハイラル川は中露国境の満州里の手前、ジャライノールの町近くで黒龍江…

賀曽利、オマーン戦コメント

(管理人より:賀曽利短信コメント届きました。) === 後半の前田、岡崎の連続得点は見事でしたね。 香川のドリブルはすごくよかったけれど、1点入れてもらいたかったですよねえ。 ===(以上コメント) 次は8日(金曜日)となります。 を~~~~、…

「旧満州走破行2004」(43)

ハイラルで連泊したホテル「貝爾大飯店」の朝食を食べ、中露国境の満州里に向かう。 ハイラル郊外のガソリンスタンドで給油し、国道301号を行く。 この国道301号は旧満州の横断ルート。黒龍江省の中露国境の町、ソイフェンホーを起点にし、ハルビン、…

「旧満州走破行2004」(42)

10月4日(月)晴 ハイラル(その4) 第14日目 ハイラル駅からハイラルの町歩きを開始。夕暮れの町を歩く。 広場に面したデパートをのぞいていく。北京のデパートと変らないようなモダンさ。ここが内蒙古の辺境の地だとは思えないような光景だ。 ハイラ…

「旧満州走破行2004」(41)

10月4日(月)晴 ハイラル(その3) 第14日目 蒙古族の牧畜の世界からハイラルに戻ると、「百年駅舎」のハイラル駅へ。ハイラル駅は1903年に完成したという。ロシア国境の満州里と北京を結ぶ幹線がハイラルを通っている。 駅前の食堂で昼食の麺を…

「旧満州走破行2004」(40)

10月4日(月)晴 ハイラル(その2) 第14日目 早朝のハイラルの町歩きを終え、「貝爾大飯店」に戻ると朝食を食べ、9時出発。 スズキQS110を走らせ、ハイラル周辺の蒙古族の牧畜民を訪ねる。国境の満州里に通じる幹線道路を右折し、一面に広がる…

「旧満州走破行2004」(39)

10月4日(月)晴 ハイラル(その1) 第14日目 夜明けとともに起き、早朝のハイラルの町を歩く。キリキリと肌に突き刺さってくるような寒さだ。 目抜き通りの「中央街」を歩いたが、道の表示板には漢字とアルファベットのほかに、とってつけたかのよう…

「旧満州走破行2004」(38)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その4) 第13日目 少数民族オウンコ族の博物館を見学し、「貝爾大飯店」に戻ると、町中の「蘭州坤麺」の看板を掲げた店で夕食にする。 中国麺には興味があるのでまずは調理場へ。 そこで坤麺づくりを見せてもら…

「旧満州走破行2004」(37)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その3) 第13日目 街道沿いの食堂で「羊肉三昧」の昼食を食べ終ると、ハイラルを目指して大興安嶺山脈西麓の道を南下していく。幾分、気温は上がったが、昼を過ぎても寒さに震えながらスズキQS110を走らせ…

「旧満州走破行2004」(36)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その2) 第13日目 内蒙古の高原地帯を南下。ハイラルを目指してスズキQS110を走らせる。 街道沿いの食堂を見つけると、あまりの寒さに我慢できず、早めの昼食。調理場に飛び込み、火にあたらせてもらった。…

「旧満州走破行2004」(35)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その1) 第13日目 大興安嶺山脈西麓の町、根河では夜明けとともに起き、町を歩いた。 朝6時の気温は氷点下12度。ホテルに戻り、朝食を食べ、7時過ぎに出発したが、それでも気温は氷点下10度…。 寒い。 根…

「旧満州走破行2004」(34)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その3) 第12日目 甘河を出発。スズキQS110を走らせ、大興安嶺山脈の峠を越えていく。峠の周辺は雪景色。峠を下った所には検問所があった。これは森林パトロールの「木材検査所」。 1987年5月6日、中国北端…

「旧満州走破行2004」(33)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その2) 第12日目 大興安嶺山脈の山中の町、甘河をプラプラ歩いたあと、「江源宝水飯荘」という食堂に入り、昼食にする。川魚の唐揚げ、ジャガイモのクレープ、蒸して焼いた餃子、ニンニクの芽、干豆腐、乾燥させた豚…

「旧満州走破行2004」(32)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その1) 第12日目 加格達奇のホテル「大興安嶺北山賓館」では地獄の苦しみを味わったが、夜明け近くに下痢はおさまり、そのあと2時間ぐらいは眠れた。このわずか2時間ほどの眠りで体はかなり楽になる。「眠り」のす…

「旧満州走破行2004」(31)

10月1日(金)曇一時雪 塔河→加格達奇(その2) 第11日目 大興安嶺山脈の山中を走る「加漠公路」を南下し、北部内蒙古自治区の中心地、加格達奇へ。町の入口では「チーム・スズキ」のみなさんが待ち構えていた。一緒に走り、加格達奇の中心街にあるス…

「旧満州走破行2004」(30)

10月1日(金)曇時々雪 塔河→加格達奇(その1) 第11日目 黒龍江省北部の町、塔河のホテル「楊本酒店」の朝食を食べ、8時、出発。スズキQS110を走らせ、中国最北の町漠河と内蒙古自治区の加格達奇を結ぶ「加漠公路」を南下。 大興安嶺山脈の山中…