賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「旧満州走破行2004」(42)

10月4日(月)晴 ハイラル(その4) 第14日目 ハイラル駅からハイラルの町歩きを開始。夕暮れの町を歩く。 広場に面したデパートをのぞいていく。北京のデパートと変らないようなモダンさ。ここが内蒙古の辺境の地だとは思えないような光景だ。 ハイラ…

「旧満州走破行2004」(41)

10月4日(月)晴 ハイラル(その3) 第14日目 蒙古族の牧畜の世界からハイラルに戻ると、「百年駅舎」のハイラル駅へ。ハイラル駅は1903年に完成したという。ロシア国境の満州里と北京を結ぶ幹線がハイラルを通っている。 駅前の食堂で昼食の麺を…

「旧満州走破行2004」(40)

10月4日(月)晴 ハイラル(その2) 第14日目 早朝のハイラルの町歩きを終え、「貝爾大飯店」に戻ると朝食を食べ、9時出発。 スズキQS110を走らせ、ハイラル周辺の蒙古族の牧畜民を訪ねる。国境の満州里に通じる幹線道路を右折し、一面に広がる…

「旧満州走破行2004」(39)

10月4日(月)晴 ハイラル(その1) 第14日目 夜明けとともに起き、早朝のハイラルの町を歩く。キリキリと肌に突き刺さってくるような寒さだ。 目抜き通りの「中央街」を歩いたが、道の表示板には漢字とアルファベットのほかに、とってつけたかのよう…

「旧満州走破行2004」(38)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その4) 第13日目 少数民族オウンコ族の博物館を見学し、「貝爾大飯店」に戻ると、町中の「蘭州坤麺」の看板を掲げた店で夕食にする。 中国麺には興味があるのでまずは調理場へ。 そこで坤麺づくりを見せてもら…

「旧満州走破行2004」(37)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その3) 第13日目 街道沿いの食堂で「羊肉三昧」の昼食を食べ終ると、ハイラルを目指して大興安嶺山脈西麓の道を南下していく。幾分、気温は上がったが、昼を過ぎても寒さに震えながらスズキQS110を走らせ…

「旧満州走破行2004」(36)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その2) 第13日目 内蒙古の高原地帯を南下。ハイラルを目指してスズキQS110を走らせる。 街道沿いの食堂を見つけると、あまりの寒さに我慢できず、早めの昼食。調理場に飛び込み、火にあたらせてもらった。…

「旧満州走破行2004」(35)

10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その1) 第13日目 大興安嶺山脈西麓の町、根河では夜明けとともに起き、町を歩いた。 朝6時の気温は氷点下12度。ホテルに戻り、朝食を食べ、7時過ぎに出発したが、それでも気温は氷点下10度…。 寒い。 根…