賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

カソリ、ドイツVSイングランドに痺れる。

■世紀の大誤審! 今大会、屈指の好カード、ドイツ対イングランドの前半戦が終わりました。思ったとおりの手に汗を握るゲーム展開にワールドカップの醍醐味を実感しています。 ドイツのたてつづけの2点先取に、もしや一方的な試合展開になるのかと思いはじめ…

2010台湾一周(1)

6月17日、成田空港。 9時40分発のチャイナエアラインCL107便台北行きに乗り込んだ。 成田を飛びたたってから3時間後、台湾が見えてきた。長年の夢だったバイクでの「台湾一周」がいよいよ始まるのだ。 「台湾一周」に初めて想いを馳せたのは、今…

四国八十八ヵ所めぐり(102)

2009年4月30日(小豆島・その5) 1番から10番までまわった「小豆島八十八ヵ所」だが、それでわかったことは88番の札所には寺と庵、山岳霊場の3種があるということだ。 「マルキン醤油記念館」の見学を終えると、第11番の観音堂へ。ここは山…

カソリW杯2010を語る:さすが南米!

いよいよ決勝トーナメントがはじまりましたねえ。 その第1戦は韓国対ウルグアイ。 韓国は後半、追いついたのですが、 スアレスのこの日、2ゴール目で惜敗。 さすが個人技の南米。 ウルグアイが2対1で勝ちました。 不振のヨーロッパ勢に対して南米勢は5…

カソリから試合後メール届きました:本田、すごいぞ!

日本、やりましたねえ! それにしても本田はすごい。あの無回転の魔球でキーパーを翻弄。今大会でも一番といっていいくらいのすばらしい得点でした。 2点目も、本田が蹴ると思わせておいて、デンマークを撹乱しての遠藤の一発。見事なトリック。3点目も、…

カソリから試合前メール届きました:さー、デンマーク戦!

「台湾一周」から帰ってきました。 オランダ戦は台湾南部、台南のホテルで見たのですが、テレビのチャンネルは全部で125もあるのです。その中から探すのは大変でしたが、ついに見つけ出し、後半線を見ることができました。日本は善戦しましたよねえ。後半…

四国八十八ヵ所めぐり(101)

2009年4月30日(小豆島・その4) 「小豆島八十八ヵ所」の1番から6番までをまわり、坂手に戻ってきた。 つづいて7番から15番までの札所をめぐる。それら札所も坂手の周辺にある。 第7番は向庵。地域の集会場風の庵。第8番の常光寺は大きな寺で…

四国八十八ヵ所めぐり(100)

2009年4月30日(小豆島・その3) 坂手から南へ。壺井栄の「二十四の瞳」で知られる田ノ浦の岬に向かっていく。その入口には第4番の古江庵。目の前には波静かな海が広がっている。本堂の周りには西国三十三ヵ所の観音像が並んでいる。 第5番は堀越…

四国八十八ヵ所めぐり(99)

2009年4月30日(小豆島・その2) 小豆島の土庄港から国道436号経由で島の東南部の坂手へ。坂手港でアドレスを止めた。ここから小豆島八十八ヵ所めぐりがはじまる。 まずは第1番の洞雲山に登っていく。小豆島八十八ヵ所には山岳霊場が10ヵ所以…

四国八十八ヵ所めぐり(98)

2009年4月30日(小豆島・その1) 早朝の高松を出発し、高松駅前から小豆島行きのフェリー乗場へ。小豆島急行フェリーの7時20分発土庄港行きに乗船。スズキ・アドレスV125Gを乗せると、甲板に登り、離れゆく高松の町並みを眺める。目に残る光…

海道をゆく(20)「能登半島編」ガイド

(『ツーリングGO!GO!』2005年8月号 所収) 1、金沢城 すっかり新しくなった金沢駅前をスタートし、まずは「加賀百万石」の城下町、金沢のシンボルの金沢城へ。石川門をくぐり、金沢城公園を歩いた。藩祖、前田利家の銅像ともご対面。「いやー、…

カソリ&管理人、カメルーン戦を語る!

■カソリ やったー、やったー、やったー!!! 1対0、 期待していなかった分、 よけいにうれしいですよ。 それにしても本田はよく決めた。 松井もよかった。 中沢、闘莉王のディフェンスがすごくきいていた。 予定を一日早めて帰ってきたかいがあるというも…

四国八十八ヵ所めぐり(97)

第81番白峯寺、第82番根香寺の2寺がある五色台から高松の市街地に下り、第83番一宮寺の参拝を速攻で終え、高松に戻った。 さー、最後の行程だ。第88番まで行けるかどうか…。 高松駅前を出発し、国道11号を行く。 第84番屋島寺、第85番八栗寺…

四国八十八ヵ所めぐり(96)

2009年4月28日(多度津→高松・その3) スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gは「通勤特急」でよく知られているが、それを「巡礼特急」に変身させて、第78番の郷照寺、第79番の天皇寺、第80番の国分寺と札所をめぐる。アドレスだか…

四国八十八ヵ所めぐり(95)

2009年4月28日(多度津→高松・その2) 第74番の甲山寺を参拝し、善通寺の町中に入へ。そして第75番の善通寺を参拝した。 今回は山号の「五岳山」の額がかかる大門から東院に入り、大楠、五重塔、金堂(本堂)とまわったあと、奉納された五百羅漢…

四国八十八ヵ所めぐり(94)

2009年4月28日(多度津→高松・その1) 何とも名残おしい「四国八十八ヵ所」。で、今日一日はアドレスV125Gを徹底的に走らせ、もう一度、札所めぐりをする。第71番の弥谷寺まで戻り、できれば1日で第88番までまわりたい。 6時、多度津駅前…

四国八十八ヵ所めぐり(93)

管理人注: 八十八箇所をゴールし、このカテゴリも終わりかと思いきや、カソリの旅はまだまだ終わりません。 この後、空いたスケジュールで四国遍路の最後のパートをもう一度走りなおし(ご苦労なことです)、さらに小豆島、そして高野山まで。 いったい記事…

カソリよりW杯緊急声明が届きました(笑)

開幕まであと1週間だというのに、ちっとも盛り上がりませんよ。 それというのも日本代表があまりにもふがいないからです。 テストマッチにしても、先日のイングランド戦はまだしも、一昨日のコートジボアール戦は見ていて、ほんとうにいやになりました。パ…

海道をゆく(19)「能登半島編」

(『ツーリングGO!GO!』2005年8月号 所収) 「金沢→富山」の「能登半島一周」ツーリングでは、海岸線に徹底的にこだわった。能登半島を見るのには、海岸線が一番だと考えたからだ。金沢駅前を出発し、金沢城や近江町市場など金沢市内をまわると、…

カソリの「宮本常一研究」(11)

「日本観光文化研究所」(第3回目) (『ツーリングマップルマガジン』2008年Vol.3 所収) 「六大陸周遊」(1973年~74年)の旅から帰ったときは、前回でもふれたように、ぼくは大きな壁にぶち当たった。 だが、それだけではなく、我が人生…

カソリの「宮本常一研究」(10)

「日本観光文化研究所」(第2回目) (『ツーリングマップルマガジン』2008年Vol.2 所収) 「六大陸周遊」(1973年~74年)の旅から帰ったときは、カソリ、大きな壁にぶち当たった。 それまでの、命を張って世界を駆けめぐってきたことが無…

「2004・旧満州走破行」(24)

9月29日(水)晴 漠河(その3) 第9日目 中国最北の町漠河から90キロ、北に走ると、中国最北端の地に到着。そこは「漠河村」だが、「北極村」で知られている。村の入口には北極の門が建っている。 「おー、ついに北極までやってきた!」 と感無量だ。…

「2004・旧満州走破行」(23)

9月29日(水)晴 漠河(その2) 第9日目 「北極賓館」の朝食を食べ終えると、町のバイク店へ。 行く先々で「熱烈歓迎」されているが、漠河でも「賀曽利先生到漠河」の横断幕が掲げられていた。バイク店のみなさんの見送りを受け、いざ最北端の地へ。 中…