賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

300日3000湯めぐり・データ(5)

「四国編・東京→高松」(2007年3月10日~3月17日) (神奈川) 0901、湯河原温泉「こごめの湯」(1000円) (静岡) 0902、熱海温泉「大湯」(1000円) 0903、多賀温泉「妙楽湯」(1000円) 0904、網代温泉「松風苑」(1000円) …

カソリの林道紀行(39)東北編(10)

みちのく5000・番外編(東京→青森) (『バックオフ』1997年9月号 所収) 「みちのく5000」は、まだ津軽篇、下北篇の2地域を残しているが、スペシャル篇ということで、“みちのくの狼”カソリとブルダスト瀬戸の名コンビで、「東京→青森」を走る…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(13)

(2000年10月10日号) すっかり秋らしくなってきました。 「韓国一周・3150キロ」では、韓国本土の最東西南北端に立ちましたが、その中でもとくに印象深かったのが最南端と最北端です。 最南端は全羅南道の海南(ハエナム)の町から65キロ南の…

カソリの林道紀行(38)東北編(9)

みちのく5000(9)津軽激走編 (『バックオフ』1996年9月号) 津軽の黄金崎にある不老不死温泉の湯に入った。日本海の波打ちぎわにある露天風呂だ。 「カソリさん!!」 湯につかるなり、声をかけられた。 なんと、ホンダ朝研(朝霞研究所)の鳥取巧…

「旧満州走破2004」(29)

9月30日(木)晴 漠河→塔河(その3) 第9日目 大興安嶺山脈の山中の町、磐古を出発し、塔河に戻ってきた。 ここでも漠河の時と同じように、町の入口にはスズキ軍団が待ち構えていた。 スズキのヘルメットをかぶり、スズキのウインドブレーカーを着、ス…

300日3000湯めぐり・データ(4)

「本州西部編・下関→東京」(2007年2月8日~2月28日) (山口) 0721、下関温泉「マリン温泉パーク」(1000円) 0722、みちしお温泉「みちしお」(700円) 宇部の若林宅で泊めていただく 0723、持世寺温泉「上の湯」(400円)※1時間 …

伝説の「賀曽利隆オンライン」(12)

(2000年9月1日) まだまだ残暑の厳しい毎日がつづいていますが、みなさん、どうぞ暑さに負けずに元気でお過ごし下さい。 ぼくは「サハリン縦断」から帰ったばかりですが今日、下関に向かって旅立ちます。 下関から関釜フェリーに乗って釜山に渡り、釜…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(11)

(2010年7月10日) 我が家のカーポートには、ツバメの巣が2つあります。ツバメがやってくるのは、だいたい3月下旬の頃。昨年も今年も、3月31日でした。 それからの毎日というものは、けっこうツバメのことが気になる日々なのです。 ツバメの大敵…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(10)

(2010年6月10日) いよいよ梅雨の季節になりましたね。ぼくは雨に負けずにバイクで走っています。 夏の「サハリン縦断」は大きな楽しみです。8月8日に稚内集合ですが、それに合わせ、8月1日に東京を出発し、「東京→青森」は日本海側をメインにし…

「旧満州走破行2004」(28)

9月30日(木)晴 漠河→塔河(その2) 第9日目 大興安嶺山脈の山中の磐古に着くと、まずは町を歩いた。小さな町なので、あっというまに町外れまで歩いてしまう。町の中心に戻ると、今度は反対側の町外れまで歩いてみるのだった。 次に食料品店をのぞいて…

「旧満州走破行2004」(27)

9月30日(木)晴 漠河→塔河(その1) 第9日目 夜明けとともに起き、早朝の漠河の町を歩く。快晴で空の青さが際立っている。まだ9月だというのに、真冬のような寒さ。気温は氷点下10度。はく息は真っ白だ。 町の中心には「中国共産党漠河県委員会」の…

300日3000湯めぐり・データ(3)

「本州西部編・東京→下関」(2007年1月10日~2月8日) (埼玉) 0420、湯の森温泉「湯の森所沢」(700円) 0421、所沢温泉「湯楽の里」(700円) 0422、狭山やまと温泉「狭山やまとの湯」(700円) 0423、名栗温泉「大松閣」(800…

「旧満州走破行2004」(26)

9月29日(水)晴 漠河(その5) 第9日目 中国最北端の北極村(漠河村)から大興安嶺山脈の山並みを縫うようにして走り、漠河県の中心地、漠河の町に戻ってきた。 「漠河→北極村」の往復は190キロ。 町の入口では、スズキ軍団のみなさんが待ち構えて…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(9)

(2000年5月10日号) 『世界を駆けるゾ!30代編』にひきつづいてのシリーズ第3弾、『40代編・上巻』の原稿を書き終え、編集の瀬戸雅彦さんに手渡してきました。 本書はぼくが40歳になって早々におこなった「サハラ往復縦断」からはじまります…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(8)

(2000年4月10日号) 3月30日、31日の2日間で秩父の峠越えをしてきました。胸がキューンと痛くなるような、なつかしの峠越え。 ぼくが「日本中の峠を越えるぞ!」 と、一大決心をして峠越えをはじめたのは、今から25年前の1975年3月28…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(7)

(2000年3月10日号) ぼくは今、花粉症のまっ最中で、もう最悪です。くしゃみは連発するし、鼻水、鼻づまりがひどくて息はできないし、それにもまして、何にもする気にならないのが辛いところです。 1年のうちでもこれからが一番いい季節だというの…

「鈍行乗り継ぎ湯けむり紀行」(11)

(月刊『旅』1994年12月号 所収) 琵琶湖畔の長浜太閤温泉 東京から東海道本線で温泉の“はしご旅”をくり返しながら、滋賀県の米原までやってきた。 北陸本線の起点にもなっている米原からは、北陸本線、信越本線の鈍行列車に乗り継ぎながら温泉に入り…

300日3000湯めぐり・データ(2)

「甲信編」(2006年12月1日~12月25日) (神奈川) 美女谷温泉(入れず) 0205、陣場の湯温泉「姫谷」(1000円) (山梨) 鶴温泉(入れず) 古城温泉(入れず) 0206、君恋温泉「君恋温泉旅館」(500円) 松姫温泉(入れず) 真…

「鈍行乗り継ぎ湯けむり紀行」(10)

(月刊『旅』1994年11月号 所収) 箱根の温泉を総ナメだ! 東京駅発の長距離最終“大垣行き”に乗りつづけてきた“鈍行乗り継ぎ”の「分割・日本一周」だが、今回の東海道本線篇では、5時20分発の静岡行き一番列車に乗った。 夜明けの東京を離れていくの…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(6)

(2000年2月1日号) 『世界を駆けるゾ! 30代編』(フィールド出版)が出ました。この本はぼくにとっては2000年代初っぱなの本であるのと同時に、ちょうど30冊目という節目の本にもなりました。前作の『20代編』同様に、ご愛読下さい。 この…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(5)

(2000年1月1日号) みなさ~ん、あけましておめでとうございます。いよいよ2000年代に突入ですね。 暮れの12月28日、なんとしても1900年代中に秋田新幹線に乗っておこうと、東京駅6時52分発の「こまち1号」で秋田まで行ってくました…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(4)

(1999年11月25日号) まだ12月を残していますが、カソリの1999年の「10大ニュース」を選んでみました。“生涯旅人カソリ”、上位には当然、バイク旅がきています。 第1位 「日本一周・西日本篇」1万9483キロ走破(4月1日~5月31日…

「旧満州走破行2004」(25)

9月29日(水)晴 漠河(その4) 第9日目 中国最北端の地、漠河村。通称「北極村」の食堂で昼食を食べると、スズキQS110を走らせ、中国の北極をまわる。 中国では国の最北端を北極、最南端を南極、最東端を東極、最西端を西極と呼んでいるのだ。 ち…

「鈍行乗り継ぎ湯けむり紀行」(9)

(月刊『旅』1994年10月号 所収) 「亀山→新宮」間では、温泉はおあずけだ‥‥ 「九州一周」「中国一周」「四国一周」にひきつづいての「分割・日本一周」第4弾の「紀伊半島一周」。 今回も、東京駅発22時40分の“大垣行き”に乗った。切符は“南近畿ワイ…

300日3,000湯めぐり・データ(1) (3,000 Hot Springs in 300 days)

「関東編」(2006年11月1日~11月24日) (埼玉) 0001、ふるさとの湯温泉「ふるさとの湯」(600円) 0002、黒山温泉「東上閣」(1000円) 0003、鎌北湖温泉「鎌北湖レイクビュー」(800円) 越生温泉「ゆうパークおごせ」(休館日で…