賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「軽岡峠」カソリからの補足メール届きました。

コメントの返信にもしておりますが、カソリから軽岡峠についてメールが届きましたので転載しておきます。 ~~~~~~~~~ ぼくが国道158号の軽岡峠を初めて越えたのは、1979年8月8日のことでした。その当時の軽岡峠はトンネルではなく、つづら…

カソリと走ろう!(10)「サハラ砂漠縦断」

※管理人注:この記事にはライダーの事故死についての記述があります。読み進める上で読者のご判断をお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~ (『バックオフ』2005年4月号 所収) 「チュニス→タマンラセット」 今回の「サハラ砂漠縦断」の出発…

うわ、決勝は今日というか明日の明け方ですか!

03:20サッカー・コンフェデレーションズカップ2009・決勝「ブラジル×アメリカ」(最大延長6・30まで)清水秀彦青島達也ジョン・カビラ本田朋子 やばいです。月曜日の仕事に影響が・・・てか、起きられるかな? チベット出発前のカソリもこれは見るんじゃない…

日本列島岬めぐり:第22回 入道崎(にゅうどうざき・秋田)

(共同通信配信 1990年) 天下の奇祭「なまはげ」で知られる男鹿半島は東西28キロ、南北20キロ、その最北端が入道崎である。 男鹿半島は「男鹿島」ともいわれる通り、大昔は島だった。それが秋田県の二大河川、米代川と雄物川の運ぶ土砂によってつく…

日本列島岬めぐり:第21回 龍飛崎(たっぴざき・青森)

(共同通信配信 1990年) 津軽半島最北端の龍飛崎にはJR津軽線の終着駅、三厩駅前から国道339号で向かった。 この国道がおもしろい。竜飛の集落に入ると、岬の台地上に登る階段になる。もちろん車は通れない。「人道・階段国道」である。このような…

カソリ、コンフェデ・スペインVSアメリカを語る。

カソリよりコンフェデ、追加メールです! ちなみに管理人は1日遅れの録画中継になった時点で追ってません! 平日、眠いし! ~~~~~~~~~~~~ コンフェデ杯の準決勝、スペイン対アメリカは衝撃の結果でしたね。まさかスペインが0対2でアメリカに負…

東アジア走破行(5)ソウル→北朝鮮(その2)

北朝鮮に上陸した2001年6月4日の午後は、金剛山の登山口までバイクで登る。 急勾配、急カーブの狭い道。日本でいえば舗装林道のようなもの。気温は30度を超える猛暑。それを1150ccのBMW、R1150RTで登っていくのだからたまらない。あ…

海道をゆく(7)「淡路島編」

(『ツーリングGO!GO!』2005年5月号 所収) ※地図につけた解説。このブログ記事では地図を省略してあります。 (一言コメント) 1、江崎 淡路島最北端の岬 2、岩屋港 タコフェリー発着の港 3、洲本城跡 三熊山の山頂に天守閣 4、生石鼻 沼島…

カソリは宇宙人。

60代編日本一周パート2を終え、骨休めをしているはずのカソリからメール届きました。 ~~~~~~~~~~ 7月1日に出発しますが、 「チベット横断」に行ってきます。 バイクでの「チベット横断」は世界初(外国人ライダーにとって)。 全力をつくしてき…

カソリ、オーストラリア戦に怒る。

管理人より: 秩父巡礼から戻った賀曽利から、サッカーメールが届きました。 またスレ違いご容赦。さすがに御大のメールをコメント欄にぶらさげられないゾ、と。 で、以下。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 残念ながらコンフェデ杯のスペイン対南ア戦は…

東アジア走破行(4)ソウル→北朝鮮(その1)

1通のFAX 「韓国一周」の翌年、2001年3月22日に50㏄バイクでの「島めぐり日本一周」に旅立った。「本州東部編」、「北海道編」、「本州西部編」、「四国編」、「九州編」、「沖縄編」と、6分割での「日本一周」だ。 最初の「本州東部編」を走…

コンフェデ2009スペイン×南アフリカ

本日深夜・・・というか明日の明け方ですか。 珍しく地上波。カソリは旅先でみられるかな? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 03:20サッカー・コンフェデレーションズカップ2009「スペイン×南アフリカ」W杯前哨戦・EURO王者の闘い清水秀彦森昭一郎…

秘湯めぐりの峠越え(33)高森編(熊本・宮崎)

(『アウトライダー』1995年11月号) 地獄温泉の混浴露天風呂 「牧ノ戸峠編」の温泉めぐりを終えた翌朝は、7時半に長湯温泉を出発。 梅雨の最中にもかかわらず、朝から上天気。四ッ口峠を越えて竹田に出、岡城址を見てまわる。本丸跡に立ち、九重連山…

秘湯めぐりの峠越え(32)牧ノ戸峠(大分)

(『アウトライダー』1995年11月号 所収) 「水分峠編」の日向→久留米」では、全部で22の温泉に入りまくったが、「牧ノ戸峠&高森峠編」の「久留米→日向」では、それをはるかに上まわる38湯の温泉に入った。 ぼくは断言できる。 我ら“温泉民族・日本人…

ヘボ試合。

管理人@やっぱりカソリがいないのでひとり言、です。 「3試合連続、アジアレベルでヘボ試合やってんじゃねえ!」 と怒鳴りたくなるような試合でした。ええ、日本VSオージー戦です。 そして阿部・・・。 あと、玉田と中村ケンゴはナニやってたの? 居酒屋…

秘湯めぐりの峠越え(31)水分峠(その2・大分)

(『アウトライダー』1995年10月号 所収) 水分峠を越える! “別府八湯”の温泉めぐりを終えると、豊後富士の由布岳山麓を通って湯布院に向かう。由布岳は濃霧の中にすっぽりと隠れ、まったく見えなかった。 由布岳山麓の峠を越え、由布院盆地を見下ろ…

日本食べある記(8)有明海の魚介料理

(『市政』1991年8月号 所収) 九州の水郷・柳川へ、福岡から西鉄の特急電車に乗って行った。 “筑紫二郎”の異名をとる筑後川の鉄橋を渡ると、広々とした筑紫平野の水田が、どこまでもはてしなくつづいている。 九州北部地方は、梅雨明け間近の大雨に襲…

日本食べある記(7)伊那の馬肉料理

(『市政』1991年7月号 所収) 馬刺に代表される馬肉料理の本場といえば、これはもう信州の伊那谷である。 「馬肉料理を食べよう」 と、伊那谷の中心・伊那市に向かった。 東京・新宿駅西口の高速バスターミナルからは、伊那、駒ヶ根、飯田と、伊那谷の…

日本列島岬めぐり:第20回 弁慶岬(べんけいみさき・北海道)

(共同通信配信 1990年) 積丹半島の付け根の岩内から国道229号を日本海に沿って南下した。その途中の雷電岬や弁慶岬は、義経の「北行伝説」の地である。 伝説によると、義経と弁慶の主従は奥州・平泉の衣川の戦いで敗れ去ったのではなく、それ以前に…

日本列島岬めぐり:第19回 神威岬(かむいみさき・北海道)

(共同通信配信 1990年) 「リンゴの町」、余市から国道229号で積丹半島に入っていった。積丹半島の日本海に突き出た岬には、北端の積丹岬と北西端の神威岬の2岬がある。 積丹岬には道の行き止まり地点まではバイクで行き、そこからは荒れた山道を歩…

2009.06.06 ウズベキスタンVS日本

日本一周のハーフタイム中(?) カソリから昨夜の試合についてメール届きました。 ~~~~~~~~~~~~ 日本、よくやりましたよねえ。 それにしても岡崎がよくぞ押しこみました。 岡崎の得点への執念を見た思いです。 ウズベキスタンの猛攻を耐えて、…

日本列島岬めぐり:第18回 雄冬岬(おふゆ岬・北海道)

(共同通信配信 1990年) JR留萌線の終着、増毛駅前には豪壮な木造三階建ての旅館が建ち、ニシン漁で栄えたかつての増毛の繁栄ぶりをしのばせる。 そんな増毛から国道231号を日本海に沿って南下し、雄冬岬に向かう。1000メートル級の山並みがそ…

日本列島岬めぐり:第17回 宗谷岬(そうやみさき・北海道)

(共同通信配信 1990年) オホーツク海沿いの国道238号を一路北に向かい、日本本土最北端の宗谷岬に到着。北緯45度31分41秒の「日本最北端の碑」に立つと、目の前の宗谷海峡を隔てて水平線上にくっきりとサハリンの島影が浮かび上がっている。 …

日本列島岬めぐり:第16回 能取岬(のとろみさき・北海道)

(共同通信配信 1990年) 知床半島突端の知床岬から、日本本土最北端の宗谷岬までのオホーツク海の海岸線は単調だが、その間には網走の能取岬がある。キタキツネがよくやってくる。 JR網走駅前から北の12キロ走ると、能取岬に到着。岬周辺の広々とし…

海道をゆく(6)「丹後半島編」ガイド

(『ツーリングGO!GO!』2004年9月号 所収) 12、天橋立 松島、厳島とならぶ「日本三景」のひとつ。若狭湾奥の宮津湾と阿蘇海を分ける全長3272mの砂州。砂州には7000本以上もの松がある。天橋立内の道は125cc以下のバイクならば走行…