賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『アフリカよ』ご紹介いただきました。ありがたし。

つんどく速報:20歳浪人生、アフリカ大陸へ行くことにした『アフリカよ 1968-69』 乗るしかないでしょ、このビッグ・ウェーブに!! ということで、支援Share(やTweet)をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 いつか青年カソリの映画がカン…

『極限の旅 1971-72』電子書籍版、販売開始!

(管理人より) いよいよ発売開始となりました。ご吹聴、もしよろしければ支援買いと、何卒、何卒よろしくお願い申し上げます。(まだ「アフリカよ」を読み終わってないって? 積ん読も楽しいですよ~♪w) カソリ御大からの「電子書籍版あとがき」をもって…

『極限の旅』(山と渓谷社、1973年)その2

日本郵船のカラチ代理店に問い合わせると、長良丸の入港は予定よりもだいぶ遅れ、九月上旬になるという。ガッカリしたが、そうとわかればカラチなどにいることはできない。私にとって、都市ほど無味乾燥なところはないからだ。さっそく地面いっぱいに地図を…

『極限の旅』(山と渓谷社、1973年)その1

『極限の旅』賀曽利隆(山と渓谷社、1973年)「現代の旅」シリーズ 第一章 下痢と事故と神様と(アジア)Rangoon→Jiddah 長良丸は遅れる この前の旅は、一九六八年四月に出て、翌年十二月までの約二十ヵ月間、オートバイでアフリカを一周し、アフリカ三十四…

『極限の旅 1971-72』準備完了!

(管理人) 時間がかかってしまいましたが、ようやく『極限の旅』電子書籍版が手元を離れました。 電子編集作業に限って言えば『アフリカよ』が極限状態だったので、まぁ、苦労はしましたが2冊目でスムーズにいったところの方が印象にあります。 あさってく…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(57)

7月17日。唐桑半島の国民宿舎「からくわ荘」では夜明けとともに起き、1時間ほどかけて唐桑半島最南端の御崎を歩いた。 御崎には御崎神社が祭られ、そこから先は自然遊歩道になっている。岬突端への小道はうっそうと茂るタブやツバキなどの照葉樹林に覆わ…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(56)

鮎川に戻ると県道2号→県道41号で女川へ。高台上の病院の駐車場から大津波で全滅した女川の町を見下ろした。瓦礫はきれいに撤去され、人気スポットの「マリンパル」もすでに取り壊されて跡形もない。その中にひっくり返ったビルだけが残っていた。 女川か…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(55)

石巻から県道2号で牡鹿半島に入っていく。牡鹿半島の浦々はどこも大きな被害を受けたが、瓦礫はすでに撤去され、漁港の岸壁もかさ上げされているところが多い。 そのうちのひとつ、月浦は慶長18年(1613年)、伊達政宗の命を受けた支倉常長の一行がロ…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(54)

東鳴子温泉「初音旅館」の女将さんと若旦那に見送られて出発。一緒に泊まった古山夫妻とは「初音旅館」を出たところで別れた。2人は北へ、カソリは南へ。 スズキの650ccバイク、V-ストロームを走らせ、国道47号で古川に向かう。その途中、岩出山手前…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(53)

7月16日。東鳴子温泉「初音旅館」の夜明け。目をさますとすぐに温泉に入る。この寝起きの湯はたまらない。温泉の成分が一気に体中にしみこんでいくかのようだ。 湯から上がると、東鳴子温泉を歩くことにする。 国道47号の旧道沿いに温泉宿が建ち並んで…

『アフリカよ 1968-69 過剰な電子写真集』第一部(カラー写真編)、リリースです。

おしつけがましいようで本当に恐縮なのですが(インターネットでの課金のハードルって、いろいろな意味でやっぱり高いですしね)、カソリ+管理人積年のプロジェクトがようやく日の目を見ました。 コンテンツ容量が15MBもあり、諸般の事情で事実上の最低設定…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(52)

仙台港のフェリーターミナルに到着したのは13時30分。名古屋行きが出た後なので、フェリーターミナルはガラーンとしていた。苫小牧行きの乗船受付は16時からなので、北海道に向かう乗客はまだ来ていない。 誰もいない待合室でしばし北海道に夢を馳せる…

GW後半、スペシャル動画(『アフリカよ』電子書籍新版発売記念インタビュー)

GW後半も仕事(私事?)に邁進している管理人ですorz ご笑覧ください! 賀曽利隆『アフリカよ 1968-69 [電子書籍新版]』発売記念インタビュー(前半) http://youtu.be/ggO8K8KfQ48 賀曽利隆『アフリカよ 1968-69 [電子書籍新版]』発売記念インタビュー(後…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(51)

国道6号で福島県から宮城県に入ると山元を通り、亘理へ。 ここではJR常磐線亘理駅前にある郷土資料館(入館料200円)を見学。城を模した遠くからでも目につく建物。 館内の「亘理伊達家(伊達支藩)」のコーナーは興味深い。亘理は陸前浜街道の宿場町…