賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「伝説の賀曽利隆オンライン」(28)

(2002年1月1日) 「島編・日本一周」の「九州編」を終えて帰ってきました。今回はそのパート1。筑前大島を皮きりに、甑島列島を最後に、九州北部&西部の30島をめぐってきました。 九州最北の島、対馬では最北端の「韓国展望台」に夜明け前に立ち…

『世界を駆けるゾ! 40代編・下巻

第1章 目指せ、エアーズロック! 「道祖神」の菊地優さんとの出会い 20歳のときに250・バイクのスズキTC250で「アフリカ一周」して以来、20代、30代と単独行のバイクツーリングを繰り返してきたぼくだったが、40代以降になって大きく変わっ…

300日3000湯めぐり・データ(18)

「伊豆諸島編」(2007年10月28日~10月31日) (東京) 3051、平成の湯温泉「くるみや旅館」(600円) 3052、御神火温泉「御神火温泉」(1000円) 3053、椿園温泉「ホテル椿園」(500円) 3054、和泉温泉「いち・まる・いち」(…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(27)

(2001年12月10日) 「島編・日本一周」ですが、今日、「九州編」に旅立ちます。 「四国編」のときと同じように、東京港フェリー埠頭から東九オーシャンフェリーに乗り、北九州の新門司港へ。そこを出発点にして九州を反時計回りで一周しながら九州…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(26)

(2001年11月12日) 今日、これから「島編・日本一周」の「四国編」に出発します。 19時10分、東京港フェリー埠頭を出港する「オーシャン東九フェリー」で、四国の徳島に50ccバイクのスズキSMX50ともども渡ります。徳島港到着は明朝の9…

『世界を駆けるゾ! 40代編・上巻

第1章 サハラ往復縦断 40歳を目前にして急速の衰えた体力と気力 「世界を駆けるゾ!」を合言葉に、20歳のときに旅立った「アフリカ一周」以来、バイクで世界の6大陸をまわりつづけてきたぼくだったが、30代の後半になったころから急速の体力の衰えと…

『世界を駆けるゾ! 30代編』フィールド出版

第1章 赤ん坊連れのサハラ縦断 熱病にかかって、カソリ、結婚! ヒッチハイクとオートバイを織りまぜ、15ヵ月間で世界六大陸13万キロを駆けまわった「六大陸周遊」の旅から帰ってまもなく結婚した。27歳の春のことだった。 結婚し、家庭を持つなんて…

『世界を駆けるゾ! 20代編』フィールド出版

第1章 アフリカに行きたい! 17歳の夏の日 ぼくが初めて世界に飛び出そうと思ったのは、ある日、突然のことだった。 1965年(昭和40年)、17歳の高校3年の夏休みに、親友の前野幹夫君、横山久夫君、新田泰久君らと、 「おもいっきり、泳ごうゼ」…

300日3000湯めぐり・データ(17)

「北海道編・函館→東京」(2007年10月4日→10月28日) (青森) 2811、猿倉温泉「猿倉温泉」(500円) 2812、蔦温泉「蔦温泉」(500円) 2813、奥入瀬渓流温泉「奥入瀬渓流グランドホテル」(1000円) 2814、空の平高原温泉「空の…

中山道69次(4)

スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gを走らせ、上州(群馬県)の中山道を行く。新町宿を通り倉賀野宿へ。倉賀野宿の入口は中山道と日光に通じる例幣使街道の追分。そこには閻魔堂が建ち、道標と常夜灯がある。 例幣使街道いついては、案内板に次…

中山道69次(3)

武蔵国の一の宮、氷川神社の門前町としてにぎわった大宮宿から中山道(国道17号の旧道)を行く。新大宮バイパス(国道17号)、国道16号と横切り、上尾宿に入っていく。上尾宿の中心はJR上尾駅の周辺だ。 つづいて桶川宿、鴻巣宿とスズキの125㏄ス…

中山道69次(2)

荒川を渡って埼玉県に入ると、国道17号沿いの「ロイヤルホスト」で朝食。「モーニングセット」(450円)を食べ、第2番目の宿、蕨宿に入っていく。 ここには「中山道ふれあい広場」があって、参勤交代の様子が描かれた壁画がある。中山道の宿場の歴史を…

中山道69次(1)

2009年5月13日(1) 午前7時、日本橋を出発。スズキの125㏄スクーター、アドレスV125Gを走らせ、中山道を走り始める。「中山道69次」を走りきって終点の京都を目指すのだ。 東京から高崎までは国道17号に沿っている。東大の赤門(加賀藩…

300日3000湯めぐり・データ(16)

「北海道編・稚内→函館」(2007年9月26日~10月3日) (北海道) 2728、ぽんぴら温泉「ポンピラクアリズイング」(400円) 2729、天塩川温泉「天塩川温泉」(400円) 2730、びふか温泉「びふか温泉」(400円) 2731、なよろ温泉「…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(25)

(2001年10月10日) 10月6日(土)、10月7日(日)の両日、静岡市の梅ヶ島キャンプ場でおこなわれた「道祖神」主催のキャンプミーティング、「海外ツーリングの宴」に参加し、100人近い参加者のみなさんたちとおおいに語りあい、夜は焚き火…

「東海道53次・復路編」(17)川崎宿→日本橋

川崎宿からは国道15号の新六郷橋で多摩川(六郷川)を渡る。江戸初期にはここに橋がかかっていたとのことだが、たびたび大雨で橋は流され、元禄2年(1689年)以降は渡しになった。 神奈川県から東京都に入り、品川宿に向かってスズキ・アドレスV12…

「東海道53次・復路編」(16)平塚宿→川崎宿

平塚宿を走り抜け、相模川を渡り、国道1号を行く。茅ヶ崎を過ぎ、新湘南バイパスの藤沢ICを過ぎたところで旧東海道に入り藤沢宿へ。 藤沢は今も昔も湘南の中心地。藤沢宿は東海道の宿場町であり、遊行寺の門前町であり、さらには江ノ島や大山参詣の拠点に…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(24)

(2001年9月10日) 今日、これから「島編・日本一周」の「本州西部編」に出発します。台風15号が接近していますが、「台風が何だ!」といった気分。暴風雨の中を走るのは嫌いではありません。東京・日本橋を出発点にして西へ、関東、東海、近畿の島…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(23)

(2001年8月18日) オーストラリア西部の世界最長ダート、「キャニングストックルート」を走って帰ってきました。砂丘越えの連続でしたが、異様なまでに赤い、あの砂丘の“赤”が目にこびりついて離れません。1973年にバイクで「オーストラリア一周…

「東海道53次・復路編」(15)箱根宿→平塚宿

箱根宿を出ると、大鳥居をくぐり元箱根へ。ここは箱根権現の門前町。箱根宿よりも歴史は古い。江戸幕府は当初、ここを箱根宿にするつもりでいたが、地元民の強い反対にあい、現在の地に箱根宿を置いたという。 東海道で小田原宿に下っていく前に、芦ノ湖畔の…

300日3000湯めぐり・データ(15)

「北海道編・函館→稚内」(2007年9月1日~9月25日) (北海道) 2488、谷地頭温泉「谷地頭温泉」(390円) 2489、湯ノ川温泉「根崎湯」(390円) 2490、恵山温泉「恵山温泉旅館」(300円) 石田温泉(入れず) 2491、御崎海浜温泉…

「東海道53次・復路編」(14)沼津宿→箱根宿

早朝の沼津駅前を出発。沼津宿から三島宿に向かう。旧国道1号から国道1号に合流し、日量126万トンという日本一の湧水量を誇る柿田川湧水群前を通り、駿河から伊豆に入っていく。 静岡県は遠江、駿河、伊豆の3国から成っているが、そのうち遠江・駿河国…

「東海道53次・復路編」(13)蒲原宿→沼津宿

蒲原宿を出発すると、「間の宿」の岩淵を通り、旧国道1号の富士川橋で富士川を渡る。富士川橋からは富士山がよく見えた。旧東海道で吉原宿に入っていく。 ここでは、赤信号で止まった交差点で、たまたま自転車にのった警官にネチネチネチネチいわれた。ぼく…

「東海道53次・復路編」(12)興津宿→蒲原宿

興津宿からは旧東海道を行く。スズキ・アドレスV125Gは狭路をじつにスムーズに走り抜けていく。125㏄スクーターのアドレスは「旧街道めぐり」には最適だ。 興津川を渡り、さった峠を越え、由比宿へ。ここでは宿場の中央にある「由比本陣公園」でアド…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(22)

(*2001年7月) いやー、今年の夏は厳しい暑さがつづきますね。みなさん、どうぞ暑さなんかに負けないで下さいね。 3度に及ぶ「東北周遊」を終え、帰ってきました。全行程5388キロ。 第1弾目は福島県の阿武隈山地、第2弾目は岩手県の安比高原、…

300日3000湯めぐり・データ(14)

「北海道編・東京→函館」(2007年8月21日~8月31日) (福島) 2389、小町温泉「小町の湯」(420円) 白岩温泉「金波旅館」(休業中) 2390、折木温泉「つるや旅館」(400円) 2391、楢葉温泉「道の駅ならは」(500円) 2392、天…