賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秘湯めぐりの峠越え(43)倶知安峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年12月号 所収) 出発点の小樽は、知られざる温泉町。ここの銭湯の大半は温泉なのだ。で、小樽市内温泉を第1湯目とし、R5で倶知安へ。 余市ではフゴッペ川温泉、はまなす温泉、鶴亀温泉と3湯連続で入ったので、フラフラに…

秘湯めぐりの峠越え(42)美笛峠

(『アウトライダー』1996年11月号 所収) 苫小牧を出発点にして、最初はR36沿線の千歳市や恵庭市の温泉をめぐった。このエリアには、黒湯の温泉が多い。 次に舞台を支笏湖に移し、支笏湖温泉、丸駒温泉、伊藤温泉と湖畔の露天風呂に入った。丸駒温泉…

秘湯めぐりの峠越え(41)オロフレ峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年10月号 所収) 真夏の北海道にやって来た。 暑い季節に熱い温泉の湯に入るのも、また、いいものだ。 ということで、前回までの道南編にひきつづいての道央編になる。 その第1弾はオロフレ峠。長万部を出発点にし、苫小牧を…

秘湯めぐりの峠越え(40)蕨岱峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年9月号 所収) 太平洋(内浦湾)側の長万部から、日本海側の寿都へ、その途中で越える峠が蕨岱(わらびたい)峠。JR函館本線の蕨岱駅が峠の真上にある。 日本海側を走るR229から山中に入ったところには宮内温泉や千早川…

カソリ、逃げた???

せっかくチベットから戻ってきて新連載開始してくださったのですが、なんと「その10」でチベットに入境する手前でカソリが脱走? どうやら、早くも次の「奥の細道紀行」に出てしまった模様・・・。 ガク。 ということで、管理人のせいではないのだ(笑)。…

カソリ氏、チベットより帰還。

(以下、カソリメール) 昨夜、「チベット横断」から帰ってきました。 昨日(8月4日)はすさまじい行程で、 朝、8時に新疆ウイグル自治区のウルムチを出発し、 西安、ソウル経由で飛行し、 24時30分に伊勢原の我が家に到着しました。 「チベット横断」の原…

秘湯めぐりの峠越え(39)大沼峠編(北海道)

(『アウトライダー』1996年9月号 所収) 函館駅を出発点にし、北海道の幹線、R5を北へ。 大野温泉の「せせらぎ温泉」に立ち寄ったあと、大沼峠を越え、東大沼温泉の国民宿舎「ユートピア大沼」に泊まった。 翌日は、R5をさらに北へ、長万部へと走…

秘湯めぐりの峠越え(38)中山峠(北海道)

(『アウトライダー』1996年8月号 所収) 函館を出発点にした前回の「川汲峠編」では、亀田半島の10湯の温泉めぐりをしたあと函館に戻り、フェリー埠頭近くの上磯町七重浜温泉の「ホテル海王館」に泊まった。大浴場の湯につかりながら、函館山や函館湾…

カソリの島旅(11)父島(東京)

(『ジパングツーリング』2001年8月号 所収) 12時発の「ははじま丸」で母島から父島の二見港へ。 前日とはうってかわって海は大荒れに荒れている。波が高い。「ははじま丸」は波をよけるためなのだろう、ジグザグに進んだ。 このような大荒れの天気…

カソリの島旅(10)母島(東京)

(『ジパングツーリング』2001年8月号 所収) 「伊豆諸島編」を終え、「小笠原諸島編」に出発したのは2001年4月20日。小笠原海運の「おがさわら丸」(6679トン)にスズキSMX50とともに乗り込んだ。 東京港・竹芝桟橋を出港したのは午前…

カソリの島旅(9)八丈島(東京)

(『ジパングツーリング』2001年8月号 所収) 「伊豆諸島編」の前半戦では、伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島の5島を巡り、いったん東京に戻った。それにひきつづいての「伊豆諸島編」の後半戦の開始。出発は2001年4月9日。難問だらけの「…