賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「旧満州走破行2004」(34)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その3) 第12日目 甘河を出発。スズキQS110を走らせ、大興安嶺山脈の峠を越えていく。峠の周辺は雪景色。峠を下った所には検問所があった。これは森林パトロールの「木材検査所」。 1987年5月6日、中国北端…

「旧満州走破行2004」(33)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その2) 第12日目 大興安嶺山脈の山中の町、甘河をプラプラ歩いたあと、「江源宝水飯荘」という食堂に入り、昼食にする。川魚の唐揚げ、ジャガイモのクレープ、蒸して焼いた餃子、ニンニクの芽、干豆腐、乾燥させた豚…

「旧満州走破行2004」(32)

10月2日(土)晴 加格達奇→根河(その1) 第12日目 加格達奇のホテル「大興安嶺北山賓館」では地獄の苦しみを味わったが、夜明け近くに下痢はおさまり、そのあと2時間ぐらいは眠れた。このわずか2時間ほどの眠りで体はかなり楽になる。「眠り」のす…

「旧満州走破行2004」(31)

10月1日(金)曇一時雪 塔河→加格達奇(その2) 第11日目 大興安嶺山脈の山中を走る「加漠公路」を南下し、北部内蒙古自治区の中心地、加格達奇へ。町の入口では「チーム・スズキ」のみなさんが待ち構えていた。一緒に走り、加格達奇の中心街にあるス…

「旧満州走破行2004」(30)

10月1日(金)曇時々雪 塔河→加格達奇(その1) 第11日目 黒龍江省北部の町、塔河のホテル「楊本酒店」の朝食を食べ、8時、出発。スズキQS110を走らせ、中国最北の町漠河と内蒙古自治区の加格達奇を結ぶ「加漠公路」を南下。 大興安嶺山脈の山中…

台湾往復縦断2011(65)

「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)に台鈴の李さんが迎えに来てくれた。昨日までの「台湾長征」サポート隊長の姿とは違って、今日は台鈴の社員という顔をしている。 ホテル前の松江路を渡り、台鈴の本社へ。 そこには「台湾往復縦断」1150…

台湾往復縦断2011(64)

基隆7時45分発の彰化行きの列車で台北へ。 八堵駅、汐止駅ではどっと通勤客が乗り込み、松山駅でかなりの人が降りた。台北駅ではゴソッと降りた。 台鉄(台湾鉄道)でのほんのわずかな旅だったが、今度は機会があったら鉄道で台湾を一周してみたい。台湾…

台湾往復縦断2011(63)

2011年6月2日。「台湾往復縦断」の最後の日だ。 夜明けとともに起き、6時、「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)を出発。朝食までの時間を使って基隆まで行くのだ。 ホテルに隣りあった新しい地下鉄の駅、行天宮駅から蘆州線→淡水線で台北…

台湾往復縦断2011(62)

台鈴のみなさんとの夕食を終え、台鈴の本社前に戻ると夜の松江路をプラプラ歩いた。「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)に戻ると、2人のライダーが訪ねてきた。スズキのDR-Z400SMに乗る呉さんと、BMWのF650GSに乗る陳さん。 …

台湾往復縦断2011(61)

台鈴の125ccスクーター、TEKKEN(鉄拳)での「台湾往復縦断」1150キロを走り終え、台鈴工業の本社前に到着すると、松江路と道をはさんで反対側にある「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)へ。部屋に荷物を入れ、すばやくシャワーを…

台湾往復縦断2011(60)

台北市内のスズキの販売店、3軒の訪問を終えると、台北の中心街へ。蒋介石を記念した中正紀念堂前の自由広場で台鈴の125ccスクーター、TEKKEN(鉄拳)を停めた。 ここが「台湾往復縦断」のゴール。TEKKENは1150キロをノントラブルで走っ…

台湾往復縦断2011(59)

新北のスズキの販売店「東明車業」を出発。台鈴の125ccスクーターTEKKEN(鉄拳)を走らせ、板橋駅前を通って台北市内に入っていく。 台北市内では3軒のスズキの販売店を訪問した。 最初の「蘭帝輪業」では社長夫妻の出迎えを受け、店内で果物や菓…

台湾往復縦断2011(58)

新荘のスズキの販売店「金力盛車業行」を出発。ここからは2人のライダーが同行したいという。 「どうぞ、どうぞ!」 ということで台鈴のみなさん、2人のライダーと一緒に、次の目的地、新北に向かって走る。 その途中では天気が崩れ、ザーッと雨が降ってき…