「旧満州走破行2004」(39)
10月4日(月)晴 ハイラル(その1) 第14日目
夜明けとともに起き、早朝のハイラルの町を歩く。キリキリと肌に突き刺さってくるような寒さだ。
目抜き通りの「中央街」を歩いたが、道の表示板には漢字とアルファベットのほかに、とってつけたかのような蒙古文字でも表記されている。
店の看板を見ても、大半は漢字だけだが、中には蒙古文字で併記している店もある。それもやはりとってつけたかのような小さな文字だ。
内蒙古自治区の東北部最大の都市ハイラルはモンゴル国境に近いが、蒙古色はきわめて薄く、中国のほかの都市とほとんど変わりがない。
中央街の百貨店前を過ぎると広場に出る。そこでは多くの市民が朝の体操をしている。中国では各地で見られる光景だ。
中央街から裏道に入っていく。すると露天市に出た。早朝から大勢の人たちでにぎわっている。露天市の野菜売場、果物売場、魚市場…と見てまわった。
ハイラルの中心街
目抜き通りの中央街を歩く
「中央街」の表示板
「蘭州麺」の店の看板
中央街の百貨店
広場で体操をする人たち
裏道を行く
大勢の人たちでにぎわう露天市
野菜売場
魚売場