「旧満州走破行2004」(38)
10月3日(日)曇時々雪 根河→ハイラル(その4) 第13日目
少数民族オウンコ族の博物館を見学し、「貝爾大飯店」に戻ると、町中の「蘭州坤麺」の看板を掲げた店で夕食にする。
中国麺には興味があるのでまずは調理場へ。
そこで坤麺づくりを見せてもらう。麺づくりの若者はこねた粉を手だけで細麺、太麺と自由自在につくり分けていく。まるで目の前でマジックショーを見ているかのようだ。じつに鮮やかな手さばきに見とれてしまう。
それを大鍋で茹で上げてて出来上がり。
茹でた麺を丼に入れると牛骨スープをかけ、ゆで卵、牛肉、香菜の具をのせる。シンプルな味わいの「蘭州坤麺」。細麺、太麺の両方を食べた。おかずは豚のにこごりと豚の胃の燻製、豆腐料理それと3種の野菜料理だ。
シルクロードの蘭州は麺の本場。
「蘭州坤麺」に満足し、いい気分で夜のハイラルの中心街を歩いた。
根河から大分、南下したので夜の寒さはそれほどでもない。ここは北緯50度線よりもはるかに南の世界だ。
ハイラルで泊まった「貝爾大飯店」
食堂で麺づくりを見る
細麺をつくる
太麺をつくる
大鍋で麺を茹でる
細麺を食べる
太麺を食べる
夕食のおかず