賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「南米・アンデス縦断」(8)

「ナスカ→クスコ」間はアンデス山脈の峠越えの連続だ。午前中だけで8峠を越えた。 日本だと、たとえば奥羽山脈の峠越えではひとつの峠を越えれば、奥州側から羽州側に下っていく。三国山脈でも同じ。三国峠というひとつの峠を越えれば、関東から越後に下っ…

ひっそりと(?)作業、進行中。

(管理人) みなさん忙しいのか、方々で"弾薬切れ"の今日この頃です。 管理人は実弾すなわち現金が切れかけており、上さんは近いうちキレるでしょう。ははは・・・。 砂漠の狐、賀曽利さんのサハラ縦断の地図を作ってみました。 いま、ゆっくり仕込みを続けてお…

「南米・アンデス縦断」(7)

12月7日。今日の目的地はクスコ。600キロ以上あるので、5時起床、5時半朝食、6時には出発だ。 ナスカからは国道26号でアンデス山脈に入っていく。DR-Z400Sのアクセルをふかして峠道を登り、30キロ走ったところで第1番目の峠(1620…

「南米・アンデス縦断」(6)

ナスカでは「ナスカ・ラインズ・ホテル」に泊まった。「リネアス・デ・ナスカ」(ナスカの地上絵)を英語でいえば「ナスカ・ラインズ」になる。「ナスカの地上絵」をホテル名にしている「ナスカ・ラインズ・ホテル」は、プールもあるようなナスカの最高級ホ…

時間がかかってしまい恐縮ですが、リリース。

こちらもよろしくお願い申し上げます。 つくづく、リフロー型電子書籍、なかんずく写真集って作るのが難しいです…。 固定レイアウトの紙の書籍はこの辺がやっぱり強い、と。 (昨日からしばらく、30%分のポイント返還キャンペーンが始まっているようです。…

「南米・アンデス縦断」(5)

「ナスカの地上絵」で有名なナスカに到着すると、セスナ機に乗っての遊覧飛行。 「ナスカの地上絵」は国道1号でナスカ平原を走っていてもまったくわからない。国道沿いには展望塔が立っているが、それに登ってもあまりよくわからない。だがこうして軽飛行機…

「南米・アンデス縦断」(4)

12月6日7時、「レアル・ホテル」の朝食。パン、バター、スクランブルエッグ、コーヒーの朝食を食べ、8時、出発。イカの町の郊外に広がるイカ砂丘に行く。ここで小休止。砂漠大好きの新保さんは愛車のホンダXR250バハを駆って砂丘を自由自在に走り…

「南米・アンデス縦断」(3)

昼食を食べ終わると出発。ところが1台のバイクがパンクしている。メカニックの小島さんの出番だ。見事な早業であっというまにパンク修理を終え、我々は何事もなかったかのように走り出した。 太平洋岸の国道1号を南下。夏のバカンスの季節ということもあっ…

「南米・アンデス縦断」(2)

2007年12月5日、いよいよ出発の朝を迎えた。 ペルーの首都リマを出発点にし、世界最南の町、ウシュアイアを目指してアンデス山脈に沿って南下していくのだ。 「ラシエンダ・ホテル」のレストランでトーストとチーズ、ハム、ベーコン、ソーセージの朝…

「南米・アンデス縦断」(1)

「道祖神」のバイクツアー、「賀曽利隆と走る!」の第13弾目、「南米・アンデス縦断」に出発したのは2007年12月2日のことだった。 新宿13時12分発の「成田エクスプレス23号」に乗り、成田空港到着は14時28分。成田空港では総勢18名のメ…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(66)

7月20日6時、青森駅前の「東横イン」を出発。青森駅前から国道7号に出ると、青森県庁前で国道4号に入っていく。青森県庁前が国道4号と国道7号の接続地点になる。 国道4号から東北一のゴールデンルート、国道103号で八甲田へ。青森の中心街を抜け…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(65)

7月19日7時、大間崎の「海峡荘」を出発。大間からは国道338号を南下し、佐井村に入る。アップダウンの連続する海岸線を走り、下北半島随一の名所、仏ヶ浦へ。 断崖上の展望台から仏ヶ浦の全景を見下ろしたあと、駐車場にV-ストロームを停め、遊歩道…

「鵜ノ子岬→尻屋崎2012」(64)

名残おしい尻屋崎を出発。Vストロームでの旅はまだまだつづく。 岩屋に戻ると、海峡食堂「善」で昼食。「ホタテの刺身定食」を食べた。津軽海峡を眺めながら食べるホタテの刺身はうまかった。ホタテの味の良さに風景の良さがプラスされるので、よけいにうま…