賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「東海道53次・復路編」(11)丸子宿→興津宿

丸子宿から安倍川を渡り、旧東海道で府中宿に入っていく。今の静岡だ。 安藤広重の「東海道五十三次」の府中宿絵は、安倍川河畔の「名物安倍川餅」の看板を掲げた茶屋が描かれている。江戸時代末の安倍川河畔には全部で8軒の茶屋があったという。 安倍川の…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(21)

(2001年6月10日) 昨日、「北朝鮮ツーリング」から帰ってきました。 今回の「北朝鮮ツーリング」は「韓国モーターサイクル連盟」(KMF)に招待されたもので、6月2日に全部で13台のバイクでソウルのオリンピック公園前をスタートしたときは、…

「東海道53次・復路編」(10)藤枝宿→丸子宿

藤枝宿から旧東海道で岡部宿に入っていく。ここには旅籠「柏屋」を公開した「大旅籠柏屋歴史資料館」がある。現在の建物は天保7年(1836年)に建てられたもの。そこには「柏屋」を紹介する「弥次さん」、「喜多さん」の案内板が立っている。 岡部宿から…

「伝説の賀曽利隆オンライン」(20)

(2001年5月10日) みなさん、連休はどのようにお過ごしでしたか。 ぼくは今日、これから「島編・日本一周」の「本州東部編」に出発します。 まずは東京から青森へ、太平洋岸経由で北上していきます。「本州東部編」というと東北が主になりますが、東…

300日3000湯めぐり・データ(13)

「本州東部編・青森→東京」(2007年7月16日~8月8日) (青森) 2087、沖舘温泉「沖舘温泉」(390円) 油川温泉(定休日で入れず) 2088、よもぎ温泉「よもぎ温泉」(350円) 2089、平館不老不死温泉「平館不老不死温泉」(400円) 湯…

「東海道53次・復路編」(9)金谷宿→藤枝宿

金谷宿の中心、JR東海道線の金谷駅前を出発。旧東海道で大井川に向かっていく。その途中では大井川鉄道の新金谷駅に寄り、SLを見た。 金谷宿の大井川の「川越し場」は八軒屋橋を渡ったところにある。そこには当時の案内図が掲げられ、それを見ると八軒屋…

「東海道53次・復路編」(8)掛川宿→金谷宿

掛川宿の「サークルK」で「おにぎり&お茶」の朝食を食べ、旧東海道で次の日坂宿へ。事任八幡宮前を過ぎ、東海道でも3番目に小さな宿場といわれる日坂宿の町並みに入っていく。 入口には当時の面影がそのまま残る旅籠の「川坂屋」。その先、宿場町の中心に…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(19)

(2001年4月10日) 4月6日、7日、8日の「東京モーターサイクルショ-」は盛況でした。ぼくは3日間『ツーリングマップル』(昭文社)のブースでサイン会をおこないましたが、大勢のみなさん方との出会いはすごくうれしいものでした。 3月22日…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(18)

(2001年3月10日) みなさん、こんにちは。すっかり春らしくなりましたね。 前回ふれた「島編・日本一周」ですが、3月22日(木)の午前6時に東京・日本橋を出発します。まずは序章編といったところで、伊豆七島の島々をまわります。 東京港竹芝桟…

(カソリより)「なでしこJAPAN」世界一!

見ましたよ。 「なでしこJAPAN」が世界一になった瞬間を。 信州・野沢温泉の「ハウス・サンアントン」に泊まっていたのですが、 試合開始の30分ぐらい前からテレビをつけていました。 前半はまったくのアメリカペース。 よくぞこらえましたよね。 と…

300日3000湯めぐり・データ(12)

「本州東部編・東京→青森」(2007年6月20日~7月15日) (千葉) 「ウェルサンピア君津」(休業中) 1760、金谷温泉「海辺の湯」(750円) 1761、岩婦温泉「岩婦館」(1000円) 弁天温泉(入浴のみ不可) 1762、正木温泉「正木温泉」…

「東海道53次・復路編」(7)浜松宿→掛川宿

早朝の浜松駅前を出発。国道1号の新天竜川橋を渡る。新橋の完成で片側4車線、往復8車線になっている。往路編のときにもふれたことだが、日本の国道で8車線道路はほかにはほとんど例がない。スズキ・アドレスV125Gで新天竜川橋を渡りながら、アメリ…

■お先に祝■なでしこ、W杯優勝!

(管理人より) カソリからメールは来ていないので、管理人が先に単独投稿します。 たしか昨年のW杯(男子)でもこれで数回、いいジンクスあったしなw ということで、なでしこ、W杯決勝(こう書いていても夢みたいだが)を必ず勝ちますよ。 勝つに決まっ…

「東海道53次・復路編」(6)吉田宿→浜松宿

吉田宿の豊橋から国道1号で静岡県境に向かっていく。その途中で旧東海道に入り、二川宿へ。古い町並みが残り、「二川宿本陣資料館」がある。ここは必見。そんな二川宿を走り抜けようとしたときのことだ。 今回の「東海道往復」&「四国八十八ヵ所めぐり」最…

「東海道53次・復路編」(5)岡崎宿→吉田宿

岡崎宿で朝食。国道1号沿いの「吉野家」で「納豆定食」(370円)を食べ、次の藤川宿へ。 国道1号から旧東海道に入り、松並木を走り抜けて藤川宿に入っていく。ここの脇本陣跡は「藤川宿資料館」になっている。さらに旧東海道を行くと、本宿で国道1号に…

「東海道53次・復路編」(4)

2009年5月8日5時30分、早朝の名古屋を出発。国道1号を東へ。今にも雨の降り出しそうな天気だ。 最初の宿場、鳴海宿には東海道53次時代の面影は残っていないので、そのまま国道1号で走り過ぎていく。 東海道の宿場の面影が色濃く残る間の宿の有…

300日3000湯めぐり・データ(11)

「九州編・門司→東京」(2007年6月1日~6月3日) (山口) 1736、於福温泉「おふく温泉」(450円) 1737、湯ノ口温泉「天宿」(800円) 1738、呼鶴温泉「呼鶴温泉」(500円) (広島) 1739、五日市温泉「ゆらゆら」(600円) 17…

「東海道53次・復路編」(3)関宿→宮宿

伊賀上野から関宿に戻る。 関東海道53次では、宿場町の面影を一番残している関宿の町並みを走り抜け、伊勢別街道と分岐する「東の追分」を通り、次の亀山宿へ。往路編のときと同じように亀山駅前でスズキ・アドレスV125Gを停めた。 亀山宿の路面をカ…

「東海道53次・復路編」(2)土山宿→関宿

東海道の関西圏最後の宿場、土山宿から鈴鹿峠を越え、中部圏に入っていく。あいかわらず雨は降りつづいている。鈴鹿峠は日本の大きな境目で、古代日本ではこの峠が西国と東国に分けていた。そんな鈴鹿山脈の鈴鹿峠を国道1号のトンネルで抜け、滋賀県から三…

「東海道53次・復路編」(1)京都→土山宿

2009年5月7日、「東海道53次」の復路編を開始。ザーザー降りの雨の中、5時30分、京都・三条大橋に相棒の125㏄スクーター、スズキ・アドレスV125Gともども立った。 「さー、アドレスよ、行くぞ!」 と、ひと声かけて走り出す。これから東…

300日3000湯めぐり・データ(10)

「九州編・鹿児島→門司」(2007年5月22日~5月31日) (鹿児島) 1593、重富温泉「重富温泉」(360円) 1594、船津温泉「船津温泉」(360円) あいら温泉(廃業湯) 1595、ふれあい温泉「ふれあい温泉」(330円) 1596、龍門温泉…

伝説の「賀曽利隆オンライン」(17)

(2001年2月10日) 自転車で世界一周中の阪口エミコさんから、お手紙をもらいました。それは日本から投函されたもの、さらには病院の住所の書かれたものでした。悪い予感がしましたが、封を切ってみると、なんと体調を崩し緊急帰国したとのこと。さら…