賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「旧満州走破行2004」(84)

10月18日(月)曇のち晴 瀋陽(その1) 第28日目 「商貿飯店」でクロワッサンとフランスパン、バター&ハニー、コーヒーの朝食を食べ、中国東北地方最大の都市、瀋陽の中心街を歩く。人口750万人の大都市。ここはかつての清朝の都。満州国時代の奉…

「旧満州走破行2004」(83)

10月17日(日)晴のち曇 大連→瀋陽(その4) 第27日目 今回の旅の出発点の瀋陽に戻ってきた。 瀋陽北駅近くの高層ホテル「商貿飯店」に泊まり、瀋陽の目抜き通りを歩いたあと、ホテル近くの海鮮料理店「海浩灌湯包酒店」で夕食だ。 「貝三昧」の夕食…

「旧満州走破行2004」(82)

10月17日(日)晴のち曇 大連→瀋陽(その3) 第27日目 大連駅にやってきた。上野駅にそっくりな駅舎。13時発の瀋陽北駅行きの特快に乗る。その前に内蒙古自治区の赤峰行きの列車が出ていった。 発車ベルが鳴り、瀋陽北駅行きの特快は定刻通りに大連…

「旧満州走破行2004」(81)

10月17日(日)晴のち曇 大連→瀋陽(その2) 第27日目 旅順から大連に戻ると、「大連自然博物館」を見学。そのあと博物館近くの海岸を歩いた。岩場では多くの人たちが釣りをしていた。 海岸近くの海鮮料理店で昼食。アナゴの入ったチマキやカマスの唐…

「旧満州走破行2004」(80)

10月17日(日)晴のち曇 大連→瀋陽(その1) 第27日目 翌日は大連から日露戦争(1904年~1905年)の激戦地、旅順へ。 旅順は今でも軍港で、1996年以降、一部が解放された。市内の人口は7万人。町を路面電車が走っている。 1950年に…

「旧満州走破行2004」(79)

10月16日(土)晴 ハルビン→大連(その4) 第27日目 大連はマイクロバスでまわった。王さんという日本語の上手な女性ガイドが同行してくれている。中心街を観光したあとは大連の名所、老虎灘(老虎海岸)へ。老虎が海岸にうずくまって海水を飲んでい…

「旧満州走破行2004」(78)

10月16日(土)晴 ハルビン→大連(その3) 第27日目 大連中心街の中山広場から大連港へ。ここは上海、天津に次ぐ中国第3の港。かつては石炭と木材の積み出し港だった。大連港には1920年代の写真があったが、基本的には当時とほとんど変っていな…

「旧満州走破行2004」(77)

10月16日(土)晴 ハルビン→大連(その2) 第27日目 ハルビン・スズキでのセレモニーが終るとハルビン空港へ。12時45分発の廈門航空廈門行きのMF8606便に乗り込んだ。この飛行機で大連に行く。 定刻通りにハルビン空港を飛び立つと、眼下に…

「旧満州走破行2004」(76)

10月16日(土)晴 ハルビン→大連(その1) 第27日目 ハルビンの「民族飯店」での朝食を食べ、スズキQS110に乗ってハルビンスズキへ。そこでは大歓迎を受けた。爆竹が鳴らされ、くす玉が割られた。アドバルーンには「熱烈慶祝日本友人賀曽利先生…

「旧満州走破行2004」(75)

10月15日(金)晴 チャムス→ハルビン 第26日目 チャムスのホテルのレストランで粥と饅頭の朝食を食べ、7時出発。ハルビンへと向かう。「旧満州走破行」のバイクで走るのも、今日が最後の日になってしまった。 旅の終わりは寂しいもの。スズキQS11…

「旧満州走破行2004」(74)

10月14日(木)晴 撫遠→チャムス(その2) 第25日目 中国最東端の町、撫遠から二龍山経由の道でチャムスへ。二龍山の町で昼食を食べ、幅広の2車線の道をひたすらチャムスを目指してスズキQS110を走らせた。 この一帯はビート(砂糖大根)の産地…

「旧満州走破行2004」(73)

10月14日(木)晴 撫遠→チャムス(その1) 第25日目 撫遠のホテルで朝食を食べ、7時30分に出発。「中国石油」のスタンドでスズキQS110に給油し、二龍山経由の道でチャムスに向かう。2車線の道が一直線に延びている。交通量は極めて少ない。…

「旧満州走破行2004」(72)

10月13日(水)晴 撫遠(その4) 第24日目 中国最東端の地、「東極」から撫遠に戻ると、「東北田舎料理」の店で「豚肉三昧」の夕食。豚の内臓や豚の尻尾、豚の顔皮や耳皮、豚の腸、豚の骨つき肉、豚鍋をヤカンに入れてあたためた焼酎を飲みながら食べ…

「旧満州走破行2004」(71)

10月13日(水)晴 撫遠(その3) 第24日目 中国最東端の地、黒龍江とウスリー江の合流地点の「中国東極」に立ったあと、黒龍江の川岸を歩いていく。対岸のロシア側にはロシア正教の教会が見える。東極から黒龍江の上流側にわずかに行ったところには、…