賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

「2004・旧満州走破行」(23)

9月29日(水)晴 漠河(その2) 第9日目

「北極賓館」の朝食を食べ終えると、町のバイク店へ。

 行く先々で「熱烈歓迎」されているが、漠河でも「賀曽利先生到漠河」の横断幕が掲げられていた。バイク店のみなさんの見送りを受け、いざ最北端の地へ。

 中国では前にも触れたが、最端の地を「極」といっている。最北が北極、最南が南極、最東が東極、最西が西極になる。

 漠河は中国最北の町だが、最北端の地というのはさらに100キロほど行ったところで、その村も漠河という。漠河の町に対して「漠河村」になり、通称「北極村」で知られている。

 その途中には金山があった。

 1887年に李金庸という男が開いた金山だとのことで、そこには「李金庸祠堂」がまつられている。

 金山の最盛期には3万人もの人口があったとのことだが、今は1000人ほど。同行してくれている「ハルビン・スズキ」の李さんが、こうして金を採るのだと、そのやり方をみせてくれた。

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漠河のバイク店

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賀曽利先生、熱烈歓迎!

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いざ、北極へ!

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山火事防止の検問所

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雪…

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冬用グローブで北極へ

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北極に向かって走る

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金山の「李金庸祠堂」

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祠の内部

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金山で出会った子供

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金の採掘現場

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李さんが金の採り方を見せてくれる