「旧満州走破行2004」(78)
10月16日(土)晴 ハルビン→大連(その3) 第27日目
大連中心街の中山広場から大連港へ。ここは上海、天津に次ぐ中国第3の港。かつては石炭と木材の積み出し港だった。大連港には1920年代の写真があったが、基本的には当時とほとんど変っていない。満州国時代の港がそっくりそのまま残っているという感じだ。
つづいて大連新港へ。ここは黒龍江省の大慶油田の積み出し港として1976年に新しく造られた港。埠頭の両側には大型タンカーが停泊していた。大慶油田は衰退し、産油量が落ちているので輸入原油を積んだ大型タンカーのようだ。
大連港、大連新港を見たあとは南山路の旧日本人町に行く。アカシア並木の日本人町は今や大連の観光地。若いカップルの姿が目立つ。土産物などの露店が並び、街角には日本人形の像が建っている。
大連港
満州国時代の大連港
南山路の旧日本人町
旧日本人町の建物
旧日本人町の日本人形像
旧日本人町は大連の観光地