賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

ユーラシア大陸横断(その3)オブルチェ→ブラゴベシチェンスク

 (『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)

2002年7月4日(木)雨 オブルチェ→ブラゴベシチェンスク 397キロ

 8時、ザーザー降りの雨の中を出発。昨日にひきつづいてのきついダート。粘土質のダートでは、ツーッと滑り、ヒヤッとしたこともあった。

 100キロあまりのダートを走り切り、14時、ノボブレスキーの町に着いたときは、心底ほっとした。町のレストランで昼食を食べ、ここからは舗装路を走る。

 シベリアの大平原。360度の地平線に囲まれている。広大な麦畑、牧草地。

 天気が回復し、一面の青空が広がる。気温が30度近くまで上がる。

 18時、ブラゴベシチェンスクに到着。ハバロフスクと同じ規模の都市。アムール川に面していて対岸は中国のホイヘ(黒河)。新しいビルが立ち並んでいる。

 アムール川では大勢の人たちが短いシベリアの夏を楽しむかのように水遊びしている。

 町を歩く若い女性たちはスケスケルック。ノーブラの女性などは、はっきりと乳首まで見えてしまう。思わず生ツバをゴックンと飲み込むカソリ。シベリアには美人が多い。

 ヨーロッパよりも、はるかに美人地帯。夏のシベリアは超オススメのツーリングスポットだ。

 ブラゴベシチェンスクからは、シベリア鉄道にバイクをのせてチタまで行った。

ブラゴベシチェンスクの広場

ブラゴベシチェンスクの広場

アムール川の対岸は中国の黒河

アムール川の対岸は中国の黒河

アムール川の船旅

アムール川の船旅

シベリア鉄道でチタへ

シベリア鉄道でチタへ

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