賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

2008-06-29から1日間の記事一覧

シルクロード横断:第21回 倫台→塔中

天山山脈南麓の町、倫台で「天山南路」の国道314号を離れ、「タクラマカン砂漠縦断路」の「砂漠公路」に向かっていく。いよいよ「タクラマカン砂漠縦断」の開始だ。 その入口には「塔里木(タリム)沙漠公路」のゲートがあり、「砂漠公路」完成の記念碑が…

カソリが選ぶ「ニッポン郷土料理」(4)山陽編

40、ばらずし(岡山) “ばらずし”というのは、押しずしや握りずしに対しての散らしずしのことで、関東の五目ずしが関西ではばらずしになる。関西のばらずしのなかでもとくに有名なのは岡山南部の備前地方のばらずしだ。具を混ぜたすし飯の上に、さらにさま…

いよいよファイナル

6/30(月) 03:35~05:45 TBS サッカー サッカー欧州選手権・決勝「ドイツ×スペイン」 (最大延長6・30まで)加藤浩次ベッキー小倉隆史金田喜稔土井敏之(5・45終了) ~~~~ 管理人は準決勝スペイン×ロシアを見逃しました。 目覚ましつけていたのに、電池…

カソリが選ぶ「ニッポン郷土料理」(3)四国編

29、讃岐うどん(香川) 讃岐路を走ってすぐに目につくのは、“讃岐うどん”とか“手打ちうどん”、“饂飩屋”といったうどん屋の看板の多さだ。ここではそば屋の看板は、ほとんど見られない。讃岐はそれほどの“うどん大国”。香川県民のうどん消費量は断トツで日…

カソリが選ぶ「ニッポン郷土料理」(2)九州編

11、きびなごの刺し身(鹿児島) きびなごは南日本で多くとれるウルメイワシ科の小魚で、そう珍しいものではないが、ツーリング途中で、このきびなごの刺し身を食べると、「今、鹿児島にいる!」という実感がする。きびなごの“きび”は昔、薩摩地方で使われ…

カソリが選ぶ「ニッポン郷土料理」(1)沖縄編

1、ごーやちゃんぷる 那覇港に着きフェリーから降り立つと、まっさきに食べたくなる琉球料理がこれだ。食堂でふつうに食べられる。沖縄人のごくふつうの家庭料理にもなっている。ごーや(にがうり)を使った“ちゃんぷる(豆腐入りの炒めもの)”のことで、薄…

カソリの峠越え(2) 九州編(その2):背振山地の峠 (Crossing Ridges in Japan: Kyushu Region)

(『月刊オートバイ』1996年7月号所収) 九州の峠越えの第2弾は背振山地の峠だ。 背振山地というのは、福岡県と佐賀県の県境に連なる山地。最高峰は標高1055メートルの背振山。 福岡を出発点にし、この背振山地の坂本峠、三瀬峠、長野峠といった峠…

カソリの峠越え(1) 九州編(その1):北九州の峠 (Crossing Ridges in Japan: Kyushu Region)

「さー、九州の峠越えだ。九州の峠を総ナメにしてやるんゾ!」 とカソリ、東京港フェリー埠頭で吠え、オーシャン東九フェリーの「おーしゃん うえすと」に峠越えの相棒のスズキDJEBEL200とともに乗り込んだ。 1995年12月10日のことだった。…