台湾往復縦断2011(65)
「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)に台鈴の李さんが迎えに来てくれた。昨日までの「台湾長征」サポート隊長の姿とは違って、今日は台鈴の社員という顔をしている。
ホテル前の松江路を渡り、台鈴の本社へ。
そこには「台湾往復縦断」1150キロを走った125ccスクーターのTEKKEN(鉄拳)が飾られていた。
あらためてTEKKENには「よく走ってくれたなあ」と声をかける。標高3275メートルの武嶺(武峠)越えのシーンがなつかしく思い出されてくる。
台鈴のみなさんと別れの挨拶をかわし、李さんに台北の松山空港まで送ってもらった。 松山空港のターミナルビル前では李さんと何度も握手をかわした。
いやー、お世話になりました!
出国手続きを終え、NH1186便に乗り込む。
全日空機は定刻通り13時45分、松山空港を飛び立った。飛行機の窓から食い入るように眼下の台北の町並みを眺めた。やがて飛行機は梅雨空の雲の上へ、そこは抜けるような青空。
「台湾往復縦断」が終ってしまった…。
(了)
台鈴本社に飾られていた「台湾往復縦断」のTEKKEN(鉄拳)
謝謝!!台湾
この鯉のぼりは販売店やライダーのみなさんに喜ばれた
台鈴の本社から見る台北の町並み
台鈴の李さんが松山空港まで送ってくれた
「可口可楽(コカコーラ)」で台湾に乾杯!
飛行機から見下ろす台北の町並み
梅雨空の雲の上は抜けるような青空!