台湾往復縦断2011(63)
2011年6月2日。「台湾往復縦断」の最後の日だ。
夜明けとともに起き、6時、「康華大飯店」(ゴールデン・チャイナ・ホテル)を出発。朝食までの時間を使って基隆まで行くのだ。
ホテルに隣りあった新しい地下鉄の駅、行天宮駅から蘆州線→淡水線で台北駅に行き、台鉄(台湾鉄道)の6時45分発基隆行きに乗った。車内はほぼ満員。地下駅の松山駅でかなりの乗客が降り、つづく南港駅でもかなりの乗客が降り、車内はいっぺんに空いた。
汐科駅で地上に出ると車窓には緑の濃い風景。鉄路に沿って基隆への幹線道路が通っている。汐止駅の駅前には高層住宅。そのすぐ後ろまで山が迫っている。七堵駅はかなり大きな駅。次の八堵駅では線路が分かれる。そこから基隆までは単線だ。
7時35分、普通列車は基隆駅に到着。台北駅から50分かかった。
基隆は高雄と並ぶ台湾の二大港湾都市。残念ながらすぐに台北に戻らなくてはならないので、駅前をすこし歩いただけで基隆駅に戻った。
地下鉄の車内
民権西路駅で淡水線に乗り換える
汐止駅
八堵駅
基隆駅前