賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

「南米・アンデス縦断」(22)

 ウルバンバ川沿いの「インカの聖なる谷」めぐりの第2弾目はカルカの町だ。

 ピサックから乗合バスに乗っていく。料金は1ソル(約40円)。満員のマイクロバスはウルバンバ川沿いに走り、30分ほどでカルカに着いた。ピサックからカルカまでは18キロ。

 カルカに着くと、町の中心の広場に行く。カルカに限らず、ペルーの町はどこもそうだが、広場が町の中心になっている。

 広場は町民の憩いの場。きれいな広場で、その中央に噴水がある。紫色のジャカランダの花が咲いていた。花の色は違うが、日本の桜を思わせるようなジャカランダの花だ。

 この広場を拠点にしてカルカの町を歩いた。

 カルカにもインカ時代の遺跡はあるが、遺跡には行かずに市場を見てまわる。市場内を野良犬が我が物顔でかけめぐっていた。

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満員のバスでカルカへ

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カルカの広場の噴水

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カルカの教会

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カルカの町を歩く

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カルカの市場

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チーズを売っている