「旧満州走破行2004」(57)
10月8日(金)晴 ヤケシ→チチハル(その4) 第18日目
内蒙古自治区から黒龍江省に入り、甘南を通ってチチハルへ。国道301号の両側には広大な農地が広がる。ヒマワリの種を干しているのを見て、スズキQS110を止めた。
「ニイハオ(こんにちは)!」と農民のみなさんに挨拶し、しばらく作業を見せてもらった。
ヒマワリの種は中国人の好物。食べるだけでなくヒマワリ油もとるという。
チチハルに近づくと国道301号の交通量はグッと増えてくる。
16時、黒龍江省第2の都市、チチハルに到着。ヤケシから435キロ。黒龍江の支流のネン川が町を流れている。
チチハルでは郊外にある清真寺を参拝。寺とはいってもここはイスラム教寺院。「清真」はイスラム教を意味している。1684年の建立。イスラム教は清朝時代の初期に大興安嶺山脈を越え、この地まで進出していたことがわかる。
清真寺の参拝を終えるとチチハルの中心街に入っていく。
高層ホテルに泊まり、ホテル近くの焼肉専門店「大福城」で夕食にする。「青島ビール」を飲みながらうまい焼肉をたら腹、食べた。
内蒙古自治区から黒龍江省に入っていく
黒龍江省の農民
ヒマワリの種を干している
これがヒマワリの種
トラクターが有料道路を行く
チチハルの清真寺
チチハルの中心街
チチハルに落ちていく夕日
夕食は焼肉