台湾往復縦断2011(34)
中埔の町から阿里山へ。
台湾屈指の名所、阿里山は独立したひとつの山ではなく、台湾の最高峰、玉山(3952m)を含む2000メートル超の18峰の総称。「世界三大山岳鉄道」のひとつ、阿里山鉄道が阿里山駅まで通じている。
山は緑
空青く
阿里山の娘は美しい
阿里山の娘は美しい~!
阿里山の入口、「十字路」に着くと、広い駐車場は観光バスで埋め尽くされていた。
台鈴の李さんは、
「全部、大陸から」
という。
それにしてもすさまじいばかりの「チャイナパワー」。
中国人観光客は台湾を席捲している。いや、台湾のみならず世界を席捲している。どこに行っても、中国人観光客を乗せた大型バスを見るような時代になった。
日本にもかつては、こういう時代があった。高度経済成長期、日本人の団体はパリやロンドン、ニューヨークを席捲した。しかしそれも、もう遠い昔の話になった…。
阿里山から流れてくる八掌渓
八掌渓にかかるつり橋
中国人観光客が次々につり橋を渡る
阿里山登山口の寺院を参拝
門前の店でバナナを食べる