台湾往復縦断2011(33)
関子嶺温泉の「関子嶺統茂温泉会館」を出発。台鈴の125㏄スクーター、TEKKEN(鉄拳)を走らせ、山中のワインディングロードを快適に、爽快に、自由自在に走り抜けていく。
TEKKENの良さを十分に実感できる山中のルート。その軽快感がたまらない。
名無しの峠を越え、国道3号へと下っていく。
周囲の山々には檳榔(ビンロウ)の林が多く見られる。
檳榔は細く切ったものをキンマの葉にくるみ、少量の石灰と一緒に噛む。これは台湾のみならず熱帯アジアの各地で見られる習慣だ。噛んだあとは吐きすてるが、血のように赤い吐き出し物はちょっと気持ち悪い。
1970年代に台湾に何度か来た頃は道路上のあちこちにこの檳榔の吐き出し物が見られたが、今はほとんど、というよりもまったくといっていいくらいに見られない。それは道路上に吐き出し、もし見つかると、罰金刑を食らうからだという。
国道3号に出る手前で山間の小学校前を通ったが、じつに立派な造りの建物。台湾という国がいかに教育に力を入れているかが、一目でわかる。
国道3号を北上し、中埔の町に入っていく。
ここで給油&小休止。台鈴の李さんはTEKKEN、NEX、GSR、ADDRESSの台鈴の主力4車を1台1台、たんねんに、きれいに洗車する。
さすが!
えらいぞ、李さん!
関子嶺温泉を出発!
ワインディングロードを行く
峠道を下っていく
檳榔林とバナナ園
中埔の町に入っていく
中埔の町の果物店
1台1台をたんねんに洗車する李さん