「青春18きっぷ2010」(2)
第1日目(伊勢原→東京・その2)
茅ヶ崎駅では11時58分発の橋本行き4両編成の電車に乗る。ロングシートの座席。女性の車掌さん。電車は相模川の東岸を走るが、左手には青空を背にした富士山がよく見える。
寒川駅を過ぎたところでは右手に相模の一の宮、寒川神社を見る。宮山駅が寒川神社への下車駅だ。倉見駅では東海道新幹線と交差する。新幹線の相模駅がもう何年も前から計画されているが、実現すれば、この倉見駅が新相模駅になる可能性が高いのだが…。
倉見駅を過ぎると左手には大山がよく見えるようになる。
小田急線と接続している厚木駅、海老名駅を通り、相模原の下溝、上溝を通り、12時58分、終点の橋本駅に到着。電車は折り返しの茅ヶ崎行きになる。
今回の鉄道旅では1本でも多くの路線の完全乗車(完乗)を目指している。まずは「茅ヶ崎→橋本」の相模線が、記念すべきその第1本目になった。
橋本駅からは横浜線でいったん八王子駅へ。八王子で8両編成の東神奈川行き電車に乗り、橋本を通り、相模原駅へ。リニア新幹線が完成した暁にはここに相模原駅ができるのかどうか…。興味津々。
相模原駅を過ぎると広々とした米軍の補給廠前を通る。相模と武蔵の境の境川を渡り、小田急線との接続駅の町田へ。ここではゴソッと乗客が降りた。
田園都市線との接続駅の長津田を通り、中山駅で快速に乗り換え、14時16分、東神奈川駅に到着。これで「八王子→東神奈川」の横浜線、完乗。横浜線は第2本目の完乗路線になった。
東神奈川は東海道の宿場町。スズキの125ccスクーター、アドレスでの東海道53次めぐりがなつかしく思い出された。
東神奈川からは京浜東北線で川崎へ。その途中の区間は複々々線。東海道線、横須賀線の電車とすれ違う。車窓に建ち並ぶ高層マンションが見えてくると川崎だ。
原当麻駅を発車
東京の近郊を行く
こんな直線区間も
相模線の終点、橋本駅に到着
八王子駅に到着
東神奈川行きに乗る
東京近郊の風景
中山駅で快速に乗り換え、横浜の市街地に入っていく
東神奈川駅に到着
複々々線区間
川崎の高層マンション