「青春18きっぷ2010」(1)
第1日目(伊勢原→東京・その1)
12月10日、「青春18きっぷ」での鉄道旅に出発。
この日はいつもどおり、愛犬エリちゃんの散歩をし、朝食を食べ、9時30分に自宅を出た。小田急線の伊勢原駅まではぷらぷら歩き、9時58分発の10両編成の急行新宿行きに乗った。
いつもはまったく気にすることもなく乗ってしまう小田急線だが、この日は別だ。車窓からの風景はまばゆいほどキラキラ光り輝いて見えた。
JR全線の普通列車に乗れる「青春18きっぷ」は12月1日に冬期の発売が開始され(発売の終了は12月31日)、12月10日から2011年の1月10日まで利用できる。ということで、初日のこの日に旅立ったのだ。
青春18きっぷは1万1500円。この券1枚で5日間、使える。切符には5回分の日付印を押してもらう欄があり、1日の最初の乗車駅でその日の日付印を押してもらう。
10日の出発といったが、「青春18きっぷ」を使うのは翌日の11日から5日間にした。というのは宇都宮線の一番電車、上野発5時10分の宇都宮行きに乗り、その日のうちに青森まで行きたかったので、上野駅近くでひと晩、泊らなくてはならなかった。
そこで前日はあまり時間を気にすることなく、通常料金で東京の近郊路線を乗り継ぐことにした。
一番北は北海道の旭川。さー、うまく行けるかどうか…。
ぼくは鉄道旅も大好きで、今年は福岡から鹿児島まで列車乗り継ぎで九州を縦断した。鹿児島からは新幹線の乗り継ぎで東京まで帰ってきた。
バイク旅のときも、しばしば鉄道の駅を使う。バイクを駅前に停めて待合室でカンコーヒーを飲むのだ。駅前旅館に泊まり、駅前温泉に入り、駅前食堂で食事するのも賀曽利流ツーリングの定番になっている。
さて、小田急線の海老名駅でJR相模線に乗り換え、11時32分発の4両編成の電車で終点の茅ヶ崎駅へ。
改札口を出て北口、次に南口を歩き、駅前通りの「あづま寿司」で昼食にする。にぎりずしの「おこのみ1番」(550円)を、お茶を飲みながら食べた。そして茅ヶ崎駅に戻った。
さあ、東京・近郊線の完全乗車(完乗)の開始だ~!
新宿行きの急行に乗る
車窓から見る大山
相模川を渡る
海老名駅に到着
すっかりきれいになった海老名駅東口
茅ヶ崎行きの電車
相模線は単線
茅ヶ崎駅南口
「あづま寿司」の「おこのみ1番」