2010台湾一周(21)台南→墾丁(その6)
6月20日(日)晴
高雄の台鈴のショールームでは、サポート隊の隊長、李さんとしばしの歓談。これが何とも楽しい時間だ。
西方さんが通訳してくれるのだが、李さんはかなり日本語がわかるので、通訳なしでもお互いに十分にわかりあえる。
李さんはかつては台湾のスクーターの大手メーカー、「三陽機車(SYM)」に勤めていたが、きっと台鈴に引き抜かれたのだろう、今では台鈴を支えるような重要なスタッフになっている。能力はあるし、何しろ人柄がいい。明るいし、パワーがある。
李さんのおかげで「台湾一周」はすごく楽しいものなった。李さん、ありがとう!
台鈴のショールームを出発し、高雄のもう1軒のスズキの販売店を訪問。そこでも大勢のみなさんに出迎えられた。
ここで目についたのは洗車場。機械で洗車したバイクをていねいに拭き上げる。日本のバイク販売店ではあまり見かけない光景。こんなところにも「スクーター大国・台湾」の一面を見る思いがした。
販売店の社長にはカラフルな箱に入った台湾茶をプレゼントされた。行く先々で台湾人のみなさんのあたたかさにふれていく。台湾のみなさんの穏やかさ、暖かさが強く印象に残り、それがどんどんと自分の心の中で積みあがっていく。
ここではさらに何人ものライダーたちが、
「カソリさんと一緒に走りたい!」
といって待ち構えてくれていた。
そんなみなさんと一緒に高雄を出発。車城の福安宮に向かった。
スズキ販売店で出迎えてくれたみなさん
スズキ販売店の洗車コーナー
バイクを洗車したあとはていねいに拭き上げる
スズキ販売店の店内に並べられた新車群
大勢のみなさんに「生涯旅人!」のサインをする
高雄からカソリと一緒に走りたいというみなさん
街道沿いの「ファミリーマート」で小休止