2010台湾一周(13)台中→台南(その3)
6月19日(土)晴
十分に楽しめた「雲林布袋戯館」を出発し、台南を目指して南へ。
天気が晴天なこともあって、日差しが強く、南下するにつれて気温がグングン上がる。アドレスで切る風も熱風をかきまぜているかのようで、あまり涼しくはない。
北港に到着。町中にあるスズキの販売店を訪問。冷たいフルーツジュースを出してくれたが、あまりのうまさにもう1杯、おかわりをもらった。気温は30度をはるかに超えている。この北港のスズキ販売店でも、名産の落花生を贈られた。
スズキの販売店からは町の中心にある朝天宮へ。ここは「北港マ祖」とも呼ばれているが、1694年に建立された。先にもふれたことだが、「マ祖信仰」は台湾では絶大で、その中でもとくに朝天宮は台湾全土に数多くあるマ祖廟の総本山で、台湾各地から参詣者がやってくる。
旧暦の正月から旧暦3月23日のマ祖の誕生日までの7晩8日をかけておこなう進香期、それと旧暦9月9日のマ祖昇天の日は大変な数の参詣者がこの町に押し寄せるという。
朝天宮の本尊のマ祖像だが、その両脇は千里眼と順風耳の大きな2体の像で護られている。そのほかマ祖の分身像7体などもまつられている。本尊のみならず、それら分身像などにもお線香を上げていく。
北港に近い新港には奉天宮があり、ここは「新港マ祖」と呼ばれ、やはりマ祖をまつっている。朝天宮よりも古い1622年の建立ということだが、朝天宮に比べると、参詣者の数はぐっと少なくなるという。
運よくというか、この日はちょうど朝天宮の祭りで、参拝を終えたころ祭りの行列が朝天宮前にやって来た。日本風の神輿も繰り出した。しばらくは朝天宮前で祭りの光景を眺めるのだった。
台南を目指して南へ
同行のDRとアドレスのライダー
北港の町に入っていく
アドレスの展示
スズキの販売店では名産の落花生を贈られた
北港の朝天宮を参拝
朝天宮の祭り