四国八十八ヵ所めぐり(138)
2009年5月6日(徳島→京都・その5)
法隆寺のある斑鳩の里から国道24号に戻り、奈良市内に入っていく。
まずは東大寺へ。「奈良の大仏さん」を見ないことにははじまらない。鹿の遊ぶ参道を歩き、巨大な山門の南大門をくぐる。南大門には「大華厳寺」と書かれた額が掲げられている。
中門をくぐり抜けると、正面には大仏をまつる金堂の大仏殿が見えてくる。さすが「奈良の大仏」をおさめる大仏殿だけあって、建物全体に、ものすごい迫力が漂っている。高さ49メートル、間口57メートル、奥行き50メートルという世界最大の木造建築には正直、圧倒されてしまう。
本尊の大仏は高さ16メートル、顔の幅は5メートルという大きさ。
東大寺はすべてが大きい。
南大門と大仏殿、それと大仏は国宝。そのほかの建物では鐘楼、開山堂、法華堂(三月堂)、本坊経庫、転害門が国宝に指定されている。法隆寺と同じように国宝のゴロゴロしている東大寺には奈良のすごさ、奈良時代のすごさを見せつけられた。
さて奈良を出発。
「四国八十八ヵ所めぐり」のゴール、京都が近い。
国道24号の旧道で奈良・京都府県境の奈良坂を越え、木津川の堤防上を走り、宇治を経由して20時、京都に到着。「七福神ラーメン」を食べ、四条大宮の「東横イン」に泊った。
京都を出発したのは4月8日。29日間で6974キロを走り、また京都に戻ってきた。これにて「四国八十八ヵ所めぐり」、終了。
アドレスよ、ほんとうにご苦労さま!
3429、東大寺参道の鹿
3425、東大寺の南大門
3427、東大寺の大仏殿
3428、東大寺の大仏
3432、3434、3435、春日大社を参拝
3436、若草山
3437、奈良の古い町並み
3438、木津川の堤防上を走る
3439、夕日が落ちていく
3440、夕食の「七福神ラーメン」