四国八十八ヵ所めぐり(131)
2009年5月4日(宿毛→脇町・その2)
四万十川河口の下田港を出発。四万十川下流に沿って県道20号を走り、中村へ。そこからは国道56号で高知に向かう。その途中では井ノ岬に立ち寄り、井ノ岬温泉(入浴料600円)の湯に入った。
高知に到着すると高知城を歩く。堂々とした門構えの追手門から城内に入った。石段を登り天守閣へ。汗をかいたところで食べるアイスキャンデー風アイスクリームの「アイスクリン」(200円)が体にしみた。
高知からは国道32号で池田(三好市)に向かう。
根曳峠を越えると、「四国三郎」の吉野川の世界。大豊を過ぎたところで、国道の脇にアドレスを停めて小休止。そのときのことである。通り過ぎていった車がUターンして戻ってきた。かわいらしい女性の乗った車でカソリ、思わずにっこり。その女性は京都のバイクショップ、「レオタニモト」の小森詠子さん。
「四国八十八ヵ所めぐり」の出発点は京都だが、その前に何軒かのバイクショップに寄らせてもらった。「レオタニモト」はそのうちの一軒だった。
小森さんのほかにお友達の本井さん、井上さんが一緒だったが、国道脇のしばしの談笑にすごく元気が出た。小森さんの乗った車を見送ると、アドレスも発車!
高知・徳島県境の大歩危を通っていく。ここはすごいところで、四国の中央分水嶺の四国山脈を吉野川がブチ破っている現場なのだ。本来、吉野川は土佐湾(太平洋)に流れ出ていく川なのだ。このような例はほかには中国山地をつき破って日本海に流れ出る江ノ川しかない。
大歩危・小歩危の名勝を見ながら走り池田へ。ここで夕食。といっても国道沿いの「サンクス」の「チキン南蛮弁当」。
池田からは国道192号で吉野川沿いに走る。
一気に徳島まで行くつもりだったが、ドドドドドッと眠気に襲われ、もう疲労困憊といった状態だったので、途中の脇町で泊った。ビジネスホテル「マツカ」に泊ったのだが、ベッドに横になるやいなやの速攻寝で、あっというまに深い眠りに落ちていった。これがカソリの「3秒寝」だ。
井ノ岬を望む
井ノ岬温泉
井ノ岬突端の岩場
高知城の追手門
天守閣への道
高知名物の「アイスクリン」
国道32号の根曳峠
四国山中を貫く国道32号
高知・徳島の県境
池田での夕食