賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

「2004・旧満州走破行」(12)

9月25日(土)曇 五大連池(その2) 第5日目

 五大連池のレストランで昼食を食べ、午後もさらに五大連池をまわる。

 氷洞に入ると、中は氷点下5度。そこには氷の塔があった。

 五大連池は広大なエリアにまたがっているが、その間では「石海」と呼ばれる溶岩の石原を歩いた。一望千里の石原。噴火のすさまじさが容易に想像できた。日本でいえば岩手山焼走り浅間山鬼押し出しのような風景だ。直径350メートル、深さ145メートルの爆裂火口にも行った。

 帰路は農村地帯を経由して五大連池の町へ。その途中では収穫した大豆を満載にしたトラクターを何台も見た。

 五大連池の町に戻ると、「五大連池市賓館」に泊まった。夕食はホテル近くのレストランで。この日は「東京映像」社長の大滝さんと息子の尚の誕生日。中国人スタッフは大きなバースデーケーキを用意してくれていた。大滝さんには特別に幅広の長寿うどんがふるまわれた。いつまでもお元気で!

 大盛り上りの五大連池の夜だった。

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五大連池を貫く道

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五大連池の紅葉

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石海を一望する

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爆裂火口

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五大連池のガイドの張雪鷹さん

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収穫した大豆を満載にしたトラクター

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五大連池市賓館

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五大連池の町並み

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大滝さんと尚はこの日が誕生日