四国八十八ヵ所めぐり(21)
2009年4月13日(宍喰→伊野・その5)
第30番・善楽寺の参拝を終え、県道384号で「一宮」の交差点を通り、高知の中心街へ。「一宮」は土佐の一の宮に因んだ地名だが、これで「いっく」という。地元の人しか読めないよ…。JR土讃線の「土佐一宮」駅も「とさいっく」になる。
高知駅前から「高知の十字路」のはりまや橋へ。ここは高松からの国道32号の終点であるのと同時に、松山への国道33号の起点になっている。
「高知の大展望台」、標高138メートルの五台山を登っていく。その山頂近くに竹林寺がある。緑豊かな寺。本堂、大師堂と参拝し、見事な五重塔を見る。
竹林寺の参拝を終えたところで、五台山の展望台に立った。絶景だ。奥深くまで切れ込んだ浦戸湾を見下ろし、高知の町並みを一望する。そのすぐ背後まで山々が迫っているのがよくわかる。
五台山から高知駅前に戻る。時間は18時45分。電話ボックスの電話帳での宿探し。伊野の「かんぽの宿」が目にとまる。すぐさま電話すると、宿泊OK。おまけに夕食も用意してくれるという。これもありがたき弘法大師のおぼしめしというものか。
「すぐに行きますから」
といって電話を切ると、アドレスV125Gのエンジン全開で国道33号を走り、19時30分には伊野の「かんぽの宿いの」に到着。ここは伊野温泉。速攻で湯に入り、湯から上がると生ビールで乾杯。そのあとブリとアオリイカ、マグロのお造り、シラウオ、タケノコと若鶏のワサビ味噌焼き、野菜の煮物という夕食をいただいた。ご飯はタケノコ飯。夕食を食べ終わったところで、ゆっくりと大浴場の湯に入りなおした。
第31番・竹林寺の山門
竹林寺本堂
竹林寺の大師堂
緑豊かな竹林寺
五台山の展望台から浦戸湾を見下ろす
五台山から眺める高知の町並み
「かんぽの宿いの」に到着
「かんぽの宿いの」の夕食