賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

四国八十八ヵ所めぐり(3)

4月9日(大阪→徳島・その3)

 高野山からは紀ノ川河畔の高野口へと下っていく。

 国道480号→国道370号で下った九度山では「真田庵」に寄った。ここは信州・上田の城主、真田昌幸、幸村親子旧蹟の地。真田は関ヶ原の合戦で西軍について破れ、この地で隠遁の生活を送った。だがさすが知略・謀略に優れた真田、その間、ここで真田紐を編み、それを売りさばきながら全国の情報を得た。境内には真田地主大権現がまつられ、社務所では真田紐と真田の家紋、六文銭のキーホルダーが売られていた。

 高野口からは国道24号で和歌山へ。

 和歌山では紀伊一の宮日前宮と国懸宮に参拝し、徳川御三家のひとつ、紀伊徳川家55万5000石の和歌山城を歩いた。ここではすでに桜は散り始めていたが、舞い散る桜の下では花見の宴がおこなわれていた。

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九度山の真田庵

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真田地主大権現

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真田庵の六文銭

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紀伊一の宮日前宮

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紀伊一の宮、国懸宮

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和歌山城を歩く)

和歌山城

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岡口門

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石垣

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城内の屋台

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散りゆく桜の下での宴会

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天守閣への道

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天守

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和歌山城から見下ろす和歌山の中心街