賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

海道をゆく(9)「しまなみ海道編」

 (『ツーリングGO!GO!』2005年5月号 所収)

■一言コメント■(※本ブログでは地図欠落)

1、千光寺公園 千光寺山頂展望台からの眺めは絶景!(尾道)

2、駅前渡船 大人100円 バイク10円 5分おきに出る(尾道)

3、歌港 百島へのフェリーが出る(向島)

4、高見山 向島の最高峰(向島)

5、白滝山 山頂には石仏群(因島)

6、水軍城 村上水軍の資料館(因島)

7、大浜崎 因島最北端の岬(因島)

8、地蔵鼻 岬の突端に展望台(因島)

9、土生港 芸予諸島の中心港(因島)

10、重井西港 三原、細島へのフェリー(因島)

11、耕三寺 西の日光(生口島)

12、シトラスパーク瀬戸田 世界の柑橘類が見られる(生口島)

13、洲江港 磐城島へのフェリー 1日26便(生口島)

14、沢港 三原へのフェリー 1日26便(生口島)

15、鳥取岬 大三島最北端の岬(大三島)

16、宮浦港 大崎上島へのフェリー(大三島)

17、大山祇神社 伊予の一の宮(大三島)

18、鼻栗瀬戸展望台 鼻栗瀬戸の早い流れを見る(大三島)

19、盛港 忠海へのフェリー 1日13便(大三島)

20、開山展望台 山頂周辺はフラワーパーク(伯方島)

21、船折瀬戸の展望台 激流の船折瀬戸を見下ろす(伯方島)

22、能島 能島村上水軍の拠点(能島)

23、村上水軍博物館(大島) 

24、下田水港 今治へのフェリー 1日27便(大島)

25、来島 来島村上水軍の本拠地(来島)

26、県道166号 絶好の小半島周遊ルート(今治)

27、大角鼻 芸予諸島の島々を一望(今治)

28、波止浜港 来島への船が出る(今治)

29、波方港 竹原へのフェリー 1日18便(今治)

■ガイド■

1、しまなみ海道への道

 関東、関西圏から高速道で行くと山陽道の福山西ICで高速道を降りる。そのままR2の松永バイパス(自動車専用道)に入り、西瀬戸尾道ICで西瀬戸自動車道(しまなみ海道)に入っていく。福山西IC手前の福山SAでしまなみ海道の情報を得たらいい。ここでは今、評判の尾道ラーメンも食べられる。

2、しまなみ海道

 尾道から新尾道大橋で向島に渡り、因島大橋で因島に渡り、生口橋で生口島に渡る。ここまでが広島県になる。

 生口島からは多々羅大橋で大三島に渡り、大三島橋で伯方島に渡り、伯方・大島大橋で大島に渡り、最後に来島海峡大橋で四国本土の今治へ。このように全部で7本の橋を渡る。

 このしまなみ海道のよさは125㏄以下の原付でも走れること。歩行者、自転車、原付用のレーンが別にある。原付だと新尾道大橋のかわりに尾道大橋を渡っていくが、最初の尾道大橋以外はすべて料金箱にコインを入れるようになっている。その合計は550円でしかない。

 原付でひとつ苦労する点は、原付専用レーンの入口がわかりにくいこと。橋を渡ると、いったん「しまなみ海道」から一般道に入り、島を横断して次の橋を渡るのだが、その入口がみつけにくいのだ。

3、尾道

 しまなみ海道に入る前に、尾道にはぜひとも寄ったらいい。おすすめは千光寺山の山頂展望台。そこからの眺めは絶景だ。尾道の市街地と対岸の向島との間は大河を思わせるような尾道水道。瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々はまるで山脈の山々が連なっているかのように見える。R2のすぐわきが乗り場になっている「千光寺山ロープウエイ」(往復420円)で登るのがおすすめだ。

4、尾道水道

 尾道からは対岸の向島へと、尾道水道を渡るフェリーがひんぱんに出ている。尾道駅前からの「駅前渡船」は人が100円でバイクは10円。50㏄でも750㏄以上でもバイクはすべて10円。しかも5分おきに出ている。「尾道渡船」や「岸本渡船」も同額。「福本渡船」は人が100円でバイクが80円。そのほかに桑田渡船もある。

 尾道水道は日本一のフェリー密集地帯だ。これほどひんぱんにフェリーが行き来する海はない。尾道から向島にはしまなみ海道の新尾道大橋のほかに尾道大橋でも渡れる。これも安い。バイクは50円(原付は10円)。このように尾道から向島というのはきわめて渡りやすい。

5、向島(むかいしま)

 しまなみ海道の最初の島。島の北側は尾道水道。対岸の尾道の市街地を間近に眺める。日立造船などの大きな造船所がある。東側からは加島や百島、横島などの島々を見る。百島には歌港から出るフェリーで渡れる。南側は布刈瀬戸。対岸の因島にはしまなみ海道の因島大橋がかかっている。西側は岩子(いわし)島との間の波静かな御幸瀬戸。

 岩子島には向島大橋で渡っていける。このように島の東西南北ではまったく違う顔をしている。県道377号での向島一周は21キロだ。

6、高見山(向島)

 向島の最高峰。標高283mの山頂までバイクで登れる。山頂展望台(無料)からの眺めがすごい。左から加島、田島、横島、当木島、百貫島、江ノ島、魚島、高井神島、豊島と眺め、右手の弓削島、因島へとつづく。眼下には向島の観音崎。高見山は瀬戸内海有数の展望台だ。

7、因島(いんのしま)

 大三島と並ぶ芸予諸島の主島。向島からは因島大橋で渡る。県道366号での因島一周は34キロ。一部、R317とも重複する島の西側は開けているが、東側は断崖上の曲がりくねった道を行く。その途中には梶ノ鼻と白嶽ノ鼻の2つの岬。ともに眺めがいい。

 島の南部からは密集した芸予諸島の島々を間近に眺める。その名の通り、島の南側の海が安芸と伊予の国境(現在の広島と愛媛の県境)になっているが、境などまるでないかのように島々間の行き来は盛ん。全島が因島市で島南部の土生が中心地になっている。

 しまなみ海道では因島北と因島南の2つのICがあるが、尾道方向から行くと因島で降りられるのは「因島北」だけなので用注意。

8、白滝山(因島)

 因島北部の標高226mの山。山頂の展望台(無料)からの眺めは絶景。360度の展望を楽しめる。しまなみ海道の因島北IC近くから入っていくルートは駐車場から山頂まで徒歩25分だが、県道366号から入っていくルートだと駐車場から徒歩5分で山頂に登れる。

 山頂には三大師像など、多数の石仏がまつられている。その数はなんと700体にもなる。山麓には「因島フラワーセンター」(500円 9時30分~16時 木曜休み)がある。

9、因島水軍城(因島)

 R317からわずかに入ったところにある。因島といえば中世の瀬戸内海を牛耳った海賊軍団「村上水軍」の島。「因島水軍城」(310円)には村上家に伝わる鎧・兜や古文書が展示されている。「村上水軍」の主力艦だった大阿武船の精巧な模型が目につく。「因島水軍城」下の金蓮寺は「村上水軍」の菩提寺。そこでは因島村上家歴代の墓を見る。

10、大浜崎(因島)

 因島最北端の岬。そこには灯台。灯台記念館(無料)もある。この建物は日本に残る唯一の木造の船舶通航・潮流信号所。このような信号所がおかれるほど対岸の向島との間の布刈瀬戸の潮流は流れが速い。岬には「因島八十八ヶ所」1番札所の霊山寺がある。島の人たちは「四国八十八所めぐり」のかわりに「島八十八ヶ所めぐり」をしている。

11、地蔵鼻(因島)

 因島南部の三庄港からは地蔵鼻まで行ける。岬の突端には展望台。目の前には弓削島が横たわっている。正面には百貫島、左手には横島、田島が見える。岬の周辺は美可崎城跡。「因島八十八ヶ所」38番札所の金剛福寺もある。

12、因島公園(因島)

 因島南部の天狗山(207m)を中心とする公園(無料)。山頂展望台からはしまなみ海道の島々を一望する。公園内にある国民宿舎「いんのしまロッジ」(電話0845-22-4661)はおすすめ。芸予諸島めぐりの絶好の拠点。ここの食事はいい。朝食には柳川鍋がついた。

13、土生港(因島)

 芸予諸島の中心港。ここからは生名島へ49便、弓削島へ25便、岩城島へ20便のフェリーが出ている。さらに因島からのフェリーというと島南部の家老渡港から弓削島へ30便、金山港から生口島へ37便、島北部の重井西港から三原へ8便、細島へ9便のフェリーが出ている。

14、生口島(いくちじま)

 因島からは生口橋で渡る。しまなみ海道ではこの島までが広島県。生口島内のしまなみ海道は未完成。尾道方向から来ると生口橋を渡ってすぐの生口島北ICで降り、今治方向へは生口島南ICから入るようになる。R317→県道81号での島一周は26キロ。

 島は一部が因島市で大半が瀬戸田町になる。島の東側からは対岸に岩城島を見る。島中央の積善山(369m)は三角形の尖った山。どこからでも目につく。洲江港から1日26便のフェリーが出ている。島の北部の沢港からは三原へ1日26便のフェリーが出ている。高根大橋でつながっている高根島は「高根ミカン」の産地。

15、耕三寺(生口島)

「西の日光」ともいわれる私寺。三原への高速船の出る瀬戸田港の近くにある。ここでひときわ目につくのは孝陽門。日光の陽明門を真似て造られた。堂々とした本堂。五重塔もある。よくぞここまで造ったものだ。入場料1200円 9時~17時 年中無休

16、平山郁夫美術館(生口島)

 耕三寺のすぐ近くにある。シルクロードの絵画で名高い平山郁夫は瀬戸田町で生まれ育った。館内にはシルクロードやしまなみ海道を描いた作品の数々が見られる。入館料600円 9時~17時 年中無休

17、シトラスパーク瀬戸田(生口島)

 しまなみ海道の生口島南ICの近くにある日本初のシトラス(柑橘類)のテーマパーク。シトラスガーデンでは世界各地の代表的な柑橘類が栽培されている。シトラスパビリオンは柑橘類の情報センター。そのほか食の館や香りの館、ハーブガーデンなどがある。日本有数の柑橘類の産地の瀬戸田町らしいテーマパーク。入園無料9時~16時火曜休み

18、大三島

 芸予諸島最大の島。生口島からは多々羅大橋で渡る。大三島、伯方島、大島の愛媛県側の「しまなみ海道」の3島は2005年1月16日、今治市と合併。大三島の上浦町と大三島町、伯方島の伯方町、大島の宮窪町と吉海町の5町は消滅。県道51号(317と一部重複)での大三島一周は55キロ。

 島南西部の宗方から北の海岸線からは対岸の大崎上島のほかに岡村島から大崎上島、さらには上蒲刈島と鎖状につながる島々を見る。その光景がすごい。島横断の県道21号には「島峠」の三村峠。

19、道の駅多々羅しまなみ公園(大三島)

レストラン「多々羅夢岬」でのおすすめは「たい丼」(1000円)。味つけした丼飯の上に新鮮なタイの切り身がのっている。その上に卵。瀬戸内海のタイは美味。展望台からは多々羅大橋を一望。

20、多々羅温泉(大三島)

 いままでの「しまなみの湯」(300円 10時~20時 火曜休み)のほかに、新たに「三島の湯」(500円 10時~21時 水曜休み)ができた。巨大ドームの「多々羅しまなみドーム」内の温泉。露天風呂からはしまなみ海道の多々羅大橋を眺める。

21、宮浦港(大三島)

 大崎上島の木江港に1日4便のフェリーが出ている。さらにそのフェリーは大三島の宗方港を経由し、今治港まで行っている。宮浦港はかつては大山祇神社の玄関口。

22、大山祇神社(大三島)

 宮浦港近くの県道21号沿いにある。ここが伊予の一の宮(拝観無料)。5つの「島国」を除くと、一の宮が島にあるのは、ほかには安芸の一の宮、厳島神社があるだけ。境内には樹齢2600年の大楠がある。神社内の宝物館(1000円 8時30分~17時)がとびきりすごい。国宝や重文(重要文化財)がゴロゴロしている。「なんで、こんな島に…」といいたくなる。

 国宝が全部で8点、重文はそれ以上ある。その大半は平安末期から鎌倉時代にかけての武具だ。源頼朝の奉納した鎧は国宝。護良親王の奉納した太刀も国宝。弁慶が奉納したといい伝えられている薙刀もある。宝物館に隣り合って海事博物館があるが、そこには「三島水軍」の使った軍船の模型が展示されている。

 中世の大三島は瀬戸内海の全域を勢力下においた「三島水軍」の拠点。その中心に大山祇神社があった。それだからこそ、これほどの国宝、もしくは国宝級の武具がこの地に集まったのだ。

23、鳥取岬(大三島)

 大三島最北端の岬。県道51号のすぐわきにある。目の前には大久野島が横たわっている。この島は広島県側になる。大久野島は戦前までの毒ガスの島。最盛期には5000人もの従業員がいたという。世界でも最大級の毒ガス製造工場がこの小さな島にあったのだ。

 アメリカ軍が日本本土に上陸して真先に爆破したのがこの毒ガス工場。島には「毒ガス資料館」がある。

24、盛港(大三島)

 大三島北部、鳥取岬近くの港。本州(山陽)側の忠海港へ1日13便のフェリーが出ている。所要時間は25分。いかに本州が近いかがわかる。そのうち5便は大久野島経由。

25、井ノ口港(大三島)

 大三島内のR317の終点。かつてはここから生口島へのフェリーが出ていた。今はない。R317は芸予諸島を縦貫する「島国道」。起点が松山で終点が尾道になる。大島は下田水港から宮窪港まで、伯方島は尾浦港から熊口港まで、大三島は瀬戸港から井ノ口港までというように、次の島へのフェリーの出る港がそれぞれの島でのR317の起点、終点になっている。

26、伯方島

 大三島からは大三島橋で渡る。県道50号での伯方島一周は24キロ。島北部の開山(148m)山頂の展望台からは対岸の大三島の海岸線を一望する。山頂周辺には「開山フラワーパーク」(無料)。島南部の船折瀬戸の展望台からの眺めはすごい。対岸の鵜島との間の瀬戸を急流が流れていく。まるで大河の激流のようだ。

 この島は昔から海運が盛ん。島の多くの人たちが海運業に従事し、島の船舶保有トン数も多い。かつては製塩の島。天然塩「伯方の塩」はその名残を今にとどめている。

27、大島

 伯方島からは伯方・大島大橋で渡る。しまなみ海道は大島でも途切れ、大島北ICでいったん降りるようになる。今治には大島南ICから乗り、来島海峡大橋で今治北IC、そして終点の今治ICへ。大島は「大島石」で知られる石の島。島の北部から東北部にかけては石切り場がつづく。島の南部からは対岸の四国本土がよく見える。四国山脈の山々が連なり、最高峰の石鎚山(1982m)もよく見える。県道49号などでの島一周は48キロ。

29、村上水軍博物館(大島)

 能島を拠点にした能島村上水軍の博物館(200円 9時~17時月曜休み)。村上氏は能島、来島、因島の3家からなり、お互いにきわめて強い同族意識を持っていた。海賊軍団「能島村上水軍」の活躍ぶりが展示されている。能島村上水軍を育んだ激しい潮流の能島の海を館内で体感。屋外には復元された能島村上水軍の「小早船」。

30、カレイ山展望台(大島)

 大島の北部、R317から入り、しまなみ海道の大島北ICのわきを登っていく。村上水軍の物見台だった山頂展望台(無料)からは船折瀬戸に浮かぶ能島を見下ろす。「えー、あの島が村上水軍の本拠地?」と思わせるような小島。

 反対側に目を向けると「大島石」の大きな石切り場。駐車場には「瀬戸の水軍」の歌碑が建ち、その前に立つと鳥羽一郎の歌が流れてくる。

31、亀老山展望台(大島)

 大島の南部、R317から入っていく。標高307mの亀老山頂までバイクで登れる。快適なワインディングルート。山頂展望台(無料)からの眺めは絶景。まるで瀬戸内海を手に入れたかのような壮大な気分を味わう。それほどの展望。

32、下田水港(大島)

 大島内のR317はここからはじまる。しまなみ海道の来島海峡大橋を間近に眺める。しまなみ海道に負けずに、今治へ1日27便と、ひんぱんにフェリーが出ている。

33、糸山公園

 今治北ICの近くにある。展望台(無料)からは正面にしまなみ海道の来島海峡大橋、左手に来島、その向こうには大三島、岡村島、大崎下島を眺める。糸山公園からわずかに北側に下ったところには「大潮荘」。ここの魚はうまい。おすすめは「刺し身定食」(1575円)。

34、波止浜港

 ここが四国側のR317の終点。かつては大島へのフェリーが出ていた。現在は来島、小島、馬島への渡船が1日10便、出ているだけ。波止浜港から小半島をぐるりとまわる県道166号はおすすめルート。造船所を抜け出ると目の前の海に来島が浮かんでいる。来島村上水軍の本拠地となった島。海辺の密集した家々がよく見える。県道38号とぶつかる波方港からは本州側の竹原港へのフェリーが1日18便出ている。

35、大角鼻

 今治から県道166号でめぐる小半島の突端の岬。大角浜公園の高台上の展望台(無料)からは芸予諸島の島々を一望。ここは「アイランドウオッチング」に最適。右手の大島から大三島、大崎上島、岡村島、そして左手の大崎下島へと島また島なのだ。

36、今治港

 しまなみ海道のカソリの帰路のおすすめは今治港6時20分発の土生港(因島)行きのフェリー(芸予観光フェリー 電話0898-32-6712)に乗ること。このフェリーは1日1便。大島→伯方島→岩城島→佐島→弓削島→生名島に寄島し、2時間15分で土生港に到着する。存分に瀬戸内海の島々を楽しめる。                        

■食べものガイド■

1、たこ天丼

 しまなみ海道の大浜PA(因島)で食べた。丼飯の上にゴソッとたこの天ぷらがのっている。迫力満点。味も抜群。しっかりとしたかみごたえのあるタコだ。たこ天うどん(500円)もある。

2、鯛めし御膳

 伊予の一の宮、大三島の大山祇神社に近い「せとうち茶屋」で食べた。1050円。鯛めしをメインにした上品な味わいの定食で、瀬戸内海ではタイが一番の御馳走。家庭でも客をもてなすときはタイなのだ。

3、民宿「名駒」の夕食

 大島南部・名駒にある民宿「名駒」では瀬戸内海の魚料理をふんだんに食べることができた。カソリ大満足。そこでの夕食は次のようなもの。メバルの姿造り、タイ、タコ、イカの刺し身、タイの石焼き、エビ、サザエ、ホゴの煮魚、タコと海草の酢の物。ご飯はタイを炊き込んだ鯛飯、汁はアコのお澄まし。そのほかに煮物や漬物がついていた。ここはカソリおすすめの「島民宿」。1泊2食8500円 0897-84-4172