ユーラシア大陸横断(10)クラスノヤルスク→マリンスク
(『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)
2002年7月14日(日)晴夕方雷雨 クラスノヤルスク→マリンスク 380キロ
7時、朝食。ホテルのレストランでのバイキング。オレンジジュースを飲み、ここぞとばかりにたっぷりとサラダを食べる。ボリューム満点のロシアン・オムレツがうまかった。黒パンにソーセージもよく合うとりあわせ。
8時、出発。エニセイ川からは川霧が立ち上っている。
クラスノヤルスクからはM53でさらに西へ。ゆるやかな峠を越える。この峠がエニセイ川とオビ川の水系を分けている。
昼食は草原で。パンとサディーンの缶詰。ブヨにやられる。
昼食後の昼寝のあと出発。オビ川の水系に入ったところで、川沿いで小休止。そこでは地元の若者たちが川遊びをしていた。そんな若者たちとの交流会。
宿泊地のマリンスクに到着したのは16時。ホテルの部屋でシャワーを浴びると、町に出る。そのころから急に黒雲が空を覆い、やがて稲妻が光り、バサーッと雨が降ってくる。あわててホテル前まで戻り、カフェに飛び込みビールを飲む。豪雨だ。空が抜けるかのような雨の降り方。
やはり雨に濡れた女性がカフェにやってきた。思わずみとれてしまうような美人。シベリアにはほんとうに美人が多い。彼女はコーヒーを飲みながら雨宿り。雨が小降りになると出ていった。
ホテルのレストランでの夕食。メインディッシュはマッシュポテトとキューリ、トマトの添えられたカツレツ。
川遊びをしていたシベリアの若者たちとの交流(以下、同)