賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

ユーラシア大陸横断(7)イルクーツク→サヤンスク

 (『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)

2002年7月11日(木)曇のち晴 イルクーツク→サヤンスク 292キロ

 9時、朝食。黒パン&ブリニー(クレープ)、サラダ、マンティー(中国語のマントーからきている。中国の包子風)。

 午前中は東シベリアの中心都市、イルクーツクを歩く。

 アンガラ川の流れ。オベリスク。郷土資料博物館を見学。肌寒い。

 ライス&肉料理、スープの昼食を食べ、13時、出発。

 M53(国道53号)を西へ。このM53はクラスノヤルスクからノボシビルスクまでつづいている。

 ルートナンバーだが、ウラジオストックからハバロフスクまではM60、チタからイルクーツクまではM55、イルクーツクからノボシビルスクまではM53、ノボシビルスクからチェラビンスクまではM51になる。

 イルクーツクから300キロほど走ったサヤンスクで泊まったが、この町の「エルマークホテル」はよかった。ヨーロッパのリゾートホテル風。シベリアにもこのようなホテルがあるのだ。

 パン(白、黒)、肉&ジャガイモ、マス料理、サラダ、デザートのスモモという夕食の後、町をプラプラ歩いた。高層の団地。ホテルに戻ると、ベッドにゴロンと横になり、シベリアの地図を見る。ぼくにとっては、これが何よりもの至福の時なのだ。

1736、イルクーツクの中心街

イルクーツクの中心街

1732、イルクーツクの発電所

イルクーツクの発電所

1734、イルクーツクで出会ったカップル

イルクーツクで出会ったカップル

1735、イルクーツクを流れるアンガラ川

イルクーツクを流れるアンガラ川

1738、昼食のライス&肉料理

昼食のライス&肉料理

1739、イルクーツクから西へ。M53を行く

イルクーツクから西へ。M53を行く

1741、クラスノヤルスクへの道標

クラスノヤルスクへの道標

1742、サヤンスクの「エルマークホテル」

サヤンスクの「エルマークホテル」