賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

ユーラシア大陸横断(6):ウランウデ→イルクーツク

 (『ツーリングGO!GO!』2002年11月号 所収)

2002年7月10日(水) 晴 ウランウデ→イルクーツク 465キロ

 8時、朝食。パン&ブリニー(クレープ)、目玉焼き。レストランのウエイトレス、ロシア系ナターシャとモンゴル系ターニャはともに美人。2人と仲良くなる。9時、出発。ガソリンスタンドではサハリンからやってきた車と出会う。父と子。少年サーシャとはカタコトのロシア語で話す。サーシャは我々のバイクを目を輝かせて見ていた。

 ウランウデから150キロ、バイカル湖が見えてくる。海とまったく変らない大きさ。見渡す限りの水平線。波が押し寄せてくる。ここで「大湖浴」。湖水は思ったほど冷たくはない。湖岸をシベリア鉄道の列車が通り過ぎていく。

 昼食はインスタントラーメン。

バイカル湖南岸のガソリンスタンドで給油。ゆるやかな山並み。

 イルクーツクに近づくにつれて暑くなる。

 18時、イルクーツクに到着。郊外のホテルに泊まった。バイクはアンガラ川河畔の有料駐車場。夕食はライス、肉団子、ソーセージ、チブリャック。

1725、バイカル湖の湖岸に立つ!

バイカル湖の湖岸に立つ!

1726、バイカル湖南岸のガソリンスタンド

バイカル湖南岸のガソリンスタンド

1729、バイカル湖を見下ろす

バイカル湖を見下ろす

1731、イルクーツクに到着

イルクーツクに到着