「南米・アンデス縦断」(60)
1月12日。南緯55度の世界最南の町ウシュアイアには2日、滞在することになっているが、今日はその第1日目。午前中はバイクの整備をし、午後はビーグル水道のクルージングだ。料金は1人140ペソ(約5000円)。ウシュアイア港の観光桟橋から船に乗った。
ビーグル水道は大西洋と太平洋を結ぶ水路になっているので大型船が入ってこられるのだが、大西洋から太平洋までは300キロ以上もある。水道の幅はウシュアイアあたりでは10キロほど。狭いところだと1キロほどでしかないという。
クルーズ船に乗りながら、ビーグル水道に浮かぶ小島を見てまわる。シーライオン(トドやアシカの類)やペンギンの群れ、海鵜などの海鳥を間近に眺めた。
比較的大きな島に上陸し、島を歩いた。まるでコケのような木が印象的。水道を吹き抜ける南緯55度の風は猛烈に冷たい。水道の南側はチリ領のナバリナ島、さらにその南は南米最南端のホーン岬になる。
3時間ほどのクルージングを終えて観光桟橋に戻ると、大桟橋まで行き、停泊している2隻の大型客船を見た。そのあとウシュアイアの町をプラプラ歩き、シーフードレストランで夕食にした。
ウシュアイアの観光桟橋
ビーグル水道から見るウシュアイア
シーライオンとペンギンの群れ
おびただしい数のペンギン!
ビーグル水道を行く
ビーグル水道の島に上陸
ビーグル水道の島を歩く
ウシュアイア港にやってきた大型客船
ウシュアイアの中心街を歩く
夕食のシーフード