「南米・アンデス縦断」(30)
12月17日。夜が明けると、早朝のラパスを歩く。サンフランシスコ寺院からメルカド(市場)へ。メルカドの門はまだ閉まっていたが、路上ではコカの葉や薬草、チューニョ(凍みジャガイモ)、チーズ、川魚などが売られていた。ペルーのリマからのものだという冷凍のイワシを売る露店もあった。
「プレジデンテ・ホテル」に戻ると朝食。パパイヤとマンゴーのジュースを飲み、コーンフレークを食べ、3種類のチーズと2種類のハムでフランスパンを食べる。最後はデザートのフルーツポンチだ。
ラパスを出発。すり鉢の底からすり鉢の上に登る。雲は多いがまあまあの天気で、標高6462メートルの雪山、イリマニ山がよく見えた。
ラパスからはアンデスの高原地帯を貫く国道1号でオルロへ。一直線の道がつづいている。乾燥した高原の風景。標高4000メートルを超える高地だが、それほどの息苦しさを感じることもなく、愛車のスズキDR-Z400Sも快調に走りつづける。4000メートルぐらいでは空気が薄いことによって起こるエンジンの不調はみられない。
ラパスとオルロの中間のパタカマヨの町で昼食にする。ピザ専門の店でピザを食べた。ここでは調理場でのピザづくりを見せてもらった。
「プレジデンテ・ホテル」の朝食
アンデス高地の国道1号を行く
ピザ専門店の調理場
ピザづくりを見せてもらう
焼き上がったピザ
昼食のピザ