スペイン対イタリア戦
「ユーロ2012」の決勝戦、スペイン対イタリアはあまりにも一方的な試合展開になりましたね。大半の人がスペインが勝つと思っていたでしょうが、まさか4対0で勝つとは…。
スペインの先制点、シルバのヘッドは絶妙な折り返しのおかげですが、ドンピシャのタイミング、スペインサッカーの精度の高さに驚嘆しましたよ。2点目も見事な連携プレーのもたらしたものでした。前半戦で完全に勝負アリ!という感じでしたね。
スペインの怒涛の攻撃は後半もつづき、試合終了間際にさらに3点目、4点目。これら4点はすべて「流れ」の中からの得点で、セットプレーからの点は1点もありませんでした。試合時間がもう15分もあれば、スペインは2桁得点できそうな勢いでした。ほんとうに我が目を疑いましたよ。イタリアがまさかここまでボロ負けするとは…。
結局、イタリアはドイツ戦で燃え尽きてしまったということなのでしょうね。
ヨーロッパを熱狂の渦に巻き込んだ「ユーロ2012」が終りました。心の中をスーッと、秋風が吹き抜けていくような寂しさを感じます。この1ヵ月、ほんとうに楽しませてくれました「ユーロ2012」には感謝、感謝。
「ヨーロッパのレベルはやっぱり高い!」、それが今回の印象です。開催国のポーランドとウクライナはよかったですね。ヨーロッパの辺境のような両国の国民が、今大会を通して、「我らヨーロッパ人!」という強いヨーロッパとの一体感を持つことが出来たと思います。さー、今度はW杯だ!