台湾往復縦断2011(42)
台湾山脈の山中、清境の夜明け。高峰群の山の端が色づき、やがて朝日が昇る。
「清境」の地名から、日本の八ヶ岳山麓の「清里」を連想したが、こうして夜が明けてみると伊那谷の「下栗」を思い浮かべる。
目がくらむほど谷が深く、見上げるほど山は高く、急斜面に家々や畑が見られる清境の風景は下栗に似ている。
ひと晩泊まった山荘「日光清境」のテラスの白いイスに座り、しばらくは夜明けの清境の風景を眺めていた。
この日は山地民タイヤル族の小学校訪問というイベントがあるので6時出発。清境の「セブンイレブン」で朝食だ。
このような山中に「セブンイレブン」があるのが驚き。店の品ぞろえも日本と変らず充実している。「イクラのおにぎり」、「サケのおにぎり」を買ったが、イクラ、サケともに北海道産。味噌汁を飲みながら食べたが、
「おー、ここは日本か!?」
と、思わず声が出る。
朝食を食べ終わると、李さんら台鈴のみなさんとコーヒーを飲みながら、しばしの歓談。朝の楽しいひと時。それにしても「セブンイレブン」はたいしたものだ。
清境の夜明け
清境のリゾートホテル
ひと晩泊まった山荘「日光清境」のテラス
「清境、最高!」
「日光清境」を出発!
「セブンイレブン」のおにぎり&サンドイッチ