台湾往復縦断2011(16)
竹山の町を出発すると、斗六に向かっていく。
その途中のルートはすごくいい。まるで緑のトンネル。道の両側には亜熱帯樹がおい茂る。台鈴の125ccスクーター、TEKKEN(鉄拳)でその緑のトンネルを走り抜けていく気分はもう最高だ。
「おー、これぞ台湾ツーリング!」
という気分を味わえる。
このルートに沿ってローカル線の鉄道が通っているが、台湾の人気路線だとのことで観光列車が走っている。
緑のトンネルを走り抜け、本当のトンネルを抜けると山麓の平地へと下っていく。そこにある紫南宮へ。
紫南宮には大勢の参拝客が押し寄せている。入口には金の卵を産む鶏。門前の店にも大きな金の卵が飾られている。紫南宮は金運の神だ。
ここのトイレは豪華版。世界一のトイレだといわれているそうだ。中には噴水。豪華な建物の屋上は展望台になっている。今の台湾の豊かさを象徴しているかのような「世界一のトイレ」だ。
山のような供物の供えられた紫南宮を参拝し、斗六の町に入っていった。
この町のスズキの販売店を訪問。大歓迎され、お土産に銘茶をプレゼントされた。ここにも大勢のライダーたちが一目、カソリを見ようとやってきた。
台中からずっと一緒に走ってきた若きライダー3人は、この町を最後に、台中に戻っていった。
竹山のスズキの販売店を出発
緑のトンネルを行く
亜熱帯樹がおい茂る
緑のトンネルを走るローカル線
トンネルを抜けると世界が変る
紫南宮に到着
紫南宮の供物の山
金の卵を産む鶏
店先には大きな金の卵
紫南宮の「世界一のトイレ」
「世界一のトイレ」内の噴水
紫南宮を参拝
斗六のスズキの販売店に到着
銘茶のプレゼント
スズキの販売店にやってきた若きライダーたち