2010台湾一周(29)墾丁→瑞穂(その5)
6月21日(月)晴
大渓小学校では高学年のみなさんの踊りを見せてもらった。
女子生徒は赤、男子生徒は黒を基調としたパイワン族の民族衣装を着ている。それにはきれいな刺繍がほどこされている。女子生徒も男子生徒も頭には飾りの輪をつけている。
女子生徒たちは手をつなぎ、足を振り、ステップを踏んで踊る。男子生徒は戦いの踊りなのだろうか、武器のような棒を持って踊る。
踊りに合わせてパイワン族の先生が澄んだきれいな声で歌を歌う。心にしみ込むような歌声だ。
女子生徒と男子生徒は手をつなぎ、やがてフィナーレを迎える…。
生徒たちの踊りを見せてもらったあとは、6年生の教室で昼食をいただいた。
粟のチマキ。中には豚肉が入っている。それをコリコリした食感のカタツムリの煮つけをつまみながら食べた。
昼食後、校長先生、担任の先生をまじえて生徒のみなさんとおおいに語り合った。
みなさんからはいくつかの質問が飛び出したが、西方さんの通訳で、それらの質問のひとつひとつに答えていった。
みなさんとの別れのときがやってきた…。
まだ若い校長先生とは何度も握手をかわし、先生方1人1人とも握手をかわした。
そして全校生徒に見送られ、大渓小学校をあとにした。
大渓小学校の生徒のみなさんがパイワン族の伝統的な踊りを見せてくれる
粟(餅粟)のチマキ
カタツムリの煮つけ
クラス全員の似顔絵
校長先生、担任の先生をまじえてクラスのみなさんと話す