四国八十八ヵ所めぐり(124)
2009年5月2日(小豆島・その27)
大部港を出発。小豆島一周道路で小部へ。
小部の集落から山岳霊場の第81番・恵門ノ滝を目指して山中に入っていく。駐車場にアドレスを停めると、際限なくつづくかのような石段を登っていく。山門をくぐり、山上の岸壁にへばりつくようにして建っている恵門ノ滝に到達したときは心底、ホッとした。大汗をかいての到達だ。
朱塗りの本堂は岩に組み込むようにして造られているので、堂内は洞窟の岩肌がむき出しになっている。神秘感を漂わせる恵門ノ滝だ。
小部に下ると、小豆島一周道路で小豆島最北端の藤崎へ。その間にはいくつもの砕石場がつづく。
藤崎は小豆島の最北端であるのと同時に、四国最北端の地になる。
すぐ近くの小豆島最東端の金ヶ崎(絶好の釣り場)はよく知られているが、この藤崎は四国最北端なのにもかかわらず、地元の人たちにもほとんど知られていない。というよりも意識されていない。
藤崎の東屋風休憩所でアドレスを停め、瀬戸内海に浮かぶ家島諸島の島々を眺めた。家島諸島は兵庫県になる。
小部の集落
第81番・恵門ノ滝を目指して登っていく
恵門ノ滝の参道
恵門ノ滝の山門
山門をくぐってもさらに石段がつづく
恵門ノ滝の本堂
小豆島北岸の砕石場
小豆島一周道路を行く
小豆島最北端の藤崎
瀬戸内海に浮かぶ家島諸島の島々を眺める