四国八十八ヵ所めぐり(119)
2009年5月2日(小豆島・その22)
土庄の第62番、第63番、第64番の参拝を終えると、世界最狭の土淵海峡を越え、小豆島の前島から本島に渡る。「サンクス」でアドレスを停め、「おにぎり&お茶」の朝食を食べ、海沿いの第66番・等空庵へ。
ツバメが飛びかっている。本堂の中にも巣がある。ここに限らず小豆島にはツバメが多いが、島のみなさんはさりげなくツバメを大事にしている。
つづいて第67番・瑞雲堂から第68番・松林寺へ。
松林寺は大きな寺で山門も立派なものだ。庭園もきれいにしている。
この寺の名前は何度か変わっている。初めは長現寺といった。その後、豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際、朝鮮国王から贈られた虎を船で運んでいる最中、暴風雨に遭い、船はこの地に漂着。一時的に寺で飼育したので虎渓寺に改められ、その後、松林寺に改号したという。
400年前の小豆島には虎がいた!
土淵海峡を渡る
朝食の「おにぎり&お茶」
土庄港からフェリーが出ていく
第66番・等空庵
第67番・瑞雲堂
瑞雲堂からの眺め
第68番・松林寺
松林寺の鐘
松林寺の庭園
松林寺の本堂
松林寺の本堂内部