2010年台湾一周(5)
6月17日(木)曇・東京→台北(その5)
「台湾一周」の記者会見を終えると、台湾のスズキ、台鈴工業の李さんらと一緒に夕暮れの台北の町に繰り出した。
屋台風食堂での楽しい夕食。さすが「食大国」の台湾だけあって、店頭に並んだ料理の品数の多さには圧倒されてしまう。日本では高級品の「カラスミ」も、ここでは山積みにされ、ごく普通の値段で食べられる。
まずはビールで乾杯。台鈴のみなさんと「乾杯!」「乾杯!」を繰り返す。ビール会社から派遣されたキャンペーンガールにつがれると、よけいにピッチが上がり、汗だくになって飲み干した。
カラスミや刺身風のタケノコ、イカ、サメカワなどをつまみにして飲む台湾のビールはうまかった。
飲むほどにみなさんとの話ははずむ。といっても李さんがある程度、日本語を話せるだけで、ほかのみなさんは日本語を話せない。ぼくは中国語はなかなか覚えられず、知っているのは「ありがとう」の「謝謝(シェシェ)」ぐらい。それも「シェシェ」は北京語で、台湾語になると「トーシャ」になるという。
それにもかかわらず、言葉で不自由しているという気はさらさらない。みなさんとおおいに語り、おおいに飲み、おおいに食べた。
台湾のみなさんはすごくいい。優しさを感じる。穏やかさを感じる。そして何よりも親日的なのだ。
「私たちは日本人が好きですよ」
といってくれる。
台鈴のみなさんと一緒に走る明日からの「台湾一周」がものすごく楽しみになった。
夕暮れの台北
この店で夕食
この店は人気の屋台風食堂
見よ、この品数の多さ!
品数の多さには圧倒される
カラスミも山積みされている
上機嫌のカソリ!
千鳥足でホテルに戻ってきた