賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

四国八十八ヵ所めぐり(103)

2009年4月30日(小豆島・その6)

 小豆島は土庄港のある土庄町と池田港のある池田町、草壁港と坂手港のある内海(うちのみ)町の3町から成っていた。それが池田町と内海町が合併して小豆島町となり、現在は2町から成っている。

「小豆島八十八ヵ所」のうち、ここまでの15番は旧内海町内になる。

 安田の食堂「すえ広うどん」で昼食を食べたあと、さらに旧内海町内の札所をめぐっていく。

 第16番の極楽寺を参拝し、第17番の一ノ谷庵へ。ここではお接待の梅茶と昆布茶をいただき、さらに甘夏をもいただいた。ゆっくりゆったりできる一ノ谷庵だった。

 旧内海町の中心、草壁から名所、寒霞渓のある山中へと一気に登っていく。

 スズキ・アドレスV125Gのアクセルを開き、加速して急坂を登る。アドレスはパワフルなエンジンなので、登り坂や峠越えには滅法、強いのだ。

 このあたりは順不同で、18番、20番をあとまわしにして、第14番の清瀧山へ。この14番はポツンとひとつ離れている。清瀧山を参拝すると展望台に立ち、草壁の町並み、奥深くまで切れ込んだ内海湾を眺める。「岬の分教場」のある田ノ浦もよく見えた。

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第16番の極楽寺に到着

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極楽寺の山門

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極楽寺の本堂

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第17番の一ノ谷庵に到着

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一ノ谷庵を参拝

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お接待の梅茶と昆布茶

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お接待の甘夏

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清瀧山を参拝

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清瀧山展望台からの眺め