四国八十八ヵ所めぐり(90)
2009年4月26日(高松→長尾・その6)
第85番の八栗寺からケーブルカーで下ると、国道11号で志度へ。瀬戸内海の志度湾に面した町だ。
町中に第86番の志度寺がある。大草鞋のかかった山門(仁王門)は国の重要文化財。左右に立つ木造の金剛力士像は鎌倉時代の運慶の作だといわれている。境内には朱塗りの五重塔が建っている。本堂、大師堂と参拝。本堂も国指定の重要文化財になっている。
志度からは県道3号を南へ。7キロほど走ると長尾の町中に入っていく。
ここに第87番の長尾寺がある。本堂、大師堂を参拝すると、門前の「あづまや旅館」で泊った。
ここはまさに巡礼宿。北海道の北見からやってきた夫婦、男性3人と一緒に夕食を食べたが、全員がお遍路さん。北見の夫婦は車でまわっていたが、男性3人は全員が歩き遍路。いよいよ間近に迫った第88番目に全員が気分を高揚させているようだった。
第86番志度寺の山門
志度寺の本堂
第87番長尾寺の山門
長尾寺の本堂
長尾寺の大師堂
長尾寺の大楠
第88番大窪寺への案内図
長尾寺前の「あづまや旅館」
「あづまや旅館」の夕食