賀曽利隆 STILL ON THE ROAD !

世界を駆けるバイクライダー・賀曽利隆(かそりたかし)。地球をくまなく走り続けるカソリの”旅の軌跡”をまとめていきます。

四国八十八ヵ所めぐり(80)

2009年4月26日(西条→高松・その3)

 第70番の本山寺から国道11号を走り、鳥坂峠で左折して第71番の弥谷寺へ。国道から2キロほど。ここは山中の寺だ。108段の長い階段を登っていく。さらにきつい登りの石段で本堂へ。大師堂へは靴を脱いで上がる。新緑がまぶしいくらいの弥谷寺だ。

 山中から西讃の広野に下り、第72番の曼荼羅寺へ。山門をくぐって境内に入ると、本堂の旧い棟瓦が飾られている。ここには名物の「不老の松」があったが、松くい虫にやられて枯れてしまった。そこには枯れた「不老の松」の幹に彫られた「笠松大師」がまつられている。

 曼荼羅寺の本堂、大師堂を参拝。この寺は弘法大師出自の佐伯氏の氏寺。佐伯氏に関しては司馬遼太郎の『空海の風景』に詳しく描かれている。

shikoku2009-80-2450

第71番弥谷寺の長い階段

shikoku2009-80-2453

弥谷寺弘法大師

shikoku2009-80-2454

弥谷寺の新緑

shikoku2009-80-2455

弥谷寺の磨崖仏

shikoku2009-80-2457

弥谷寺からの眺め

shikoku2009-80-2458

弥谷寺の本堂

shikoku2009-80-2459

弥谷寺の大師堂入口

shikoku2009-80-2460

参拝を終え、弥谷寺の階段を下る

shikoku2009-80-2461

札所への道標

shikoku2009-80-2464

西讃の広野。ここが空海の故郷

shikoku2009-80-2465

第72番曼荼羅寺の山門

shikoku2009-80-2466

曼荼羅寺本堂の旧い棟瓦

shikoku2009-80-2470

曼荼羅寺名物「不老の松」

shikoku2009-80-2471

曼荼羅寺笠松大師

shikoku2009-80-2472

曼荼羅寺の本堂

shikoku2009-80-2473

曼荼羅寺の大師堂