四国八十八ヵ所めぐり(41)
2009年4月18日(松山→今治・その3)
松山のスズキの販売店「フルタイム」を出発。第52番の太山寺へ。
ここの本堂は鎌倉時代末期の嘉元3年(1305年)に創建されたもの。愛媛県では最古の木造建築物で、国宝に指定されている。鐘楼内には色鮮やかな地獄絵が描かれている。鐘楼内には極楽絵もある。
つづいて第53番の円明寺へ。二層の中門をくぐり、本堂、大師堂を参拝する。
この寺を開基したのは行基。天平勝宝元年(749年)、聖武天皇の勅願を受け、阿弥陀如来を本尊としてまつった。当時は七堂伽藍を備えた大寺院だったとのことだが、その後、荒廃した。それを弘法大師が堂宇を整え、霊場として再興したという。
ここではアメリカ人旅行者のカイロと出会った。彼は歩いて四国八十八ヵ所をめぐっている。そのあとは中国からオーストラリアに向かっていくという。四国八十八ヵ所めぐりでは彼のような外国人旅行者にもけっこう出会う。
これで松山市内の札所めぐりは終了だ。
国道196号で今治へ。その途中では瀬戸内海に落ちる夕日を眺めた。
今治到着は19時30分。「今治プラザホテル」に泊まり、レストランで「豚の焼肉定食」の夕食を食べた。
第52番・太山寺
太山寺の山門
太山寺本堂
円明寺の中門
円明寺本堂
円明寺の大師堂
北条港に立ち寄る
海沿いの国道196号を行く
夕暮れの瀬戸内海
瀬戸内海に落ちる夕日
夕食の「豚の焼肉定食」